リストホルダーを狙う②

記事
ビジネス・マーケティング

前回の続きです。

例えばマッサージ店をやりたいとしますよね?
じゃあ「マッサージを受けたい人って、どこにいるんだろう?」って考えるんですよ。

たとえば、接骨院っていうのも、まぁ間違いじゃないんですけど、ちょっと単価が全然違いますよね?

例えばマッサージだったら1時間5,000円とか6,000円とかしますよね?
でもこれが接骨院だったら数百円で出来るわけですよ。初回は千数百円かかるとしても、2回目以降は数百円でできるわけですよね?
という事は、


==================
数百円払っている人が、
いきなり5,000円とか6,000円を払うか?
==================


っていうと、あんまりないんですよね。

なので、一見似たような客層ですけどまったく金銭感覚が違うんですよ。
まぁ、可能性はゼロではないんですけど、行く確率は少ないですよね。
なので、それは見込み客ではないってことなんですよ。

じゃあ、マッサージを受けたい見込み客ってどこにいるのかっていうと、答えを言っちゃうと、これは「競合他社」なんですよ。


===================
競合他社に行けば、同じようなお客様がいる
===================


っていうのがまず一つです。
後は病院ですね。整形外科とか。そういう所です。

要は、整形外科に行ったところで治らないんですよね。ずーっとずーっと通ってますよね。
そうすると、フラストレーションが月の数、年数の分、たまっちゃうんですよ。
だからそこに対して提案をするだけなんですよ。

要は金額の大きさか、フラストレーションの大きさかって事なんですよ。
金額の大きさだったら競合他社にいますよね?
極論言うと、目の前でチラシを配ったらお客様を取れますよね?


で、もう一個。
フラストレーションの大きさって何かって言うと、「年数」ですよね?ずーっと通っても治らないっていうフラストレーションの大きさ。そういうフラストレーションを抱えている人が整形外科にいるわけですよ。

。。。とまぁこういう形で


=============
見込み客がどこにいるのか?
そして誰が抱えているのか?
=============


っていうのを見れば、どこを狙えばいいのか?っていうのがわかるわけですよ。

ただ、多くの集客がうまく行っていない方とか、これからビジネスを始めようと思ってる方には、前回お話しした、子供だったら幼稚園かな?とか、企業さんだったら税理士さんかな?とかやりましたよね。

ただ、集客がうまく行っていない方とか、これからビジネスを始めようと思ってる方には「自分の商品のお客様は、じゃあ誰が抱えているのかな?」っていうのが分からない、っていう人も多いと思うんですよ。

その場合は


===================
「自分のお客様の共通点」をまず探すんですよ。
===================


たとえば「流入経路」。つまり「誰によって」とか「何を見て来てくれた」っていう「きっかけ」を見るって事です。
そうすると、誰がリストホルダーになっているのか?っていうのが分かるじゃないですか。


例えば、競合他社の目の前でチラシ配るのってちょっと心が痛むじゃないですか?怒られそうですよね?

でもそうじゃなくて、まずは「どこにいるのか?」っていうのが分かったら、そこに協力してもらうんですよ。


もうちょっとイメージわいてもらうために一つ事例を出したいんですけど。


私の友人が以前、放射能を測定する機械というのを売っていたんですよ。
で、そこのお客様の共通点をまず見つけていったら、小さな子供を抱えているお母さんか妊婦さんが多かったんですね。

そうすると、小さな子供や妊婦さんを抱えている所ってどこ?って考えると、産婦人科ですよね?産婦人科がリストホルダーって分かったんですよ。

ただ、産婦人科の目の前に行って配ると怒られそうじゃないですか?
なのでまずは、そこに事情を話して「ウチは放射能を測定する機械を扱ってる」っていうのを話しに行くんですよ。
で、そこにチラシを置かせてもらうわけです。

で、チラシから注文が入ったら、バックすればいいですよね?報酬を。そうすれば病院側も嬉しいですよね?だってチラシを置いて、紹介が入ればお金が入ってくるわけですから。

ただ、その時にポイントなのが、いきなりそんなものやっても怪しい業者だって思うじゃないですか?
だから、ここでポイントなのが


===================
まずはそこの病院に対して、無料で、
放射能のチェックをしてあげるんですよ。
===================


実際に体験してもらうんですよ。無料で。
要は「こういうサービスをやっている」っていうのを知ってもらうんですよ。


そもそも、知らないものに対して紹介するっていうことほど怖いものないじゃないですか?
いきなり、向こうから提案して来たものに対してお金払うんですよ?イヤじゃないですか。

だから、リストホルダーにはまず無料でやってあげて、「こういうものですよ」っていうのを体感してもらうんですよ。

で、そこで「いいものだな」って思ったらあとは紹介するだけ。これだとリスクないですよね?しかも紹介したらお金が入るんですよ?嬉しいですよね?
これが全部のポイントなんです。だから目先のお金に囚われたら終わりなんですよ。


あと、ここからがさらに重要なんですけど。。。

う~ん・・・もう少しで終わるんですが、続きはまた次回。



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す