「普通」って何だろう

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昔、採用面接で言われたことがある「発達障害者がお好きなのですか?」
思わず言葉につまり「いや・・そういうわけでな・・何故か周りに多く・・」
私の履歴書はそう印象付けるのかとその時思った。その質問が良いか分からな
いが、改めて顧みると。周囲は障害や、もしくは傾向がある人が多かった。
心理療法をしているときのClientは何らかの疾患や不安を抱えていたし、知人、友人もアスペルガー(最近は言わないが)、そしてASDだったり、私が近寄ったというより、「寄ってきた」という言葉が近い気がする。
娘が知的障害&自閉スペクトラム症だったからか私は彼らや彼女達の言いたいことが理解できるのだった。
それから企業に人事に相談されるようになった時、私が「当たり前」だと思ってることが違うこと。「普通の人」の中で暮らしていると分からないのだという事を初めて知ったのだった。差があるのだと驚いた。
そもそも「普通」とは何だろうか、みなが「普通」だと思っていることに過ぎないのだろう。
人を通し学ぶことは本当に多い、私も社会の中で学ばせてもらっている。そして何より一番の先生は娘だ。
絶望と希望の繰り返しの中で身についたものが、なんだかんだと役立ったのだった。心から望んだことではないのだが、人の人生は不思議なものだ
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