2インターンシップで来た学生を「従業員」として迎える

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この記事ではインターン生の指導担当者にお勧めする私の考えを述べていま
す。

<読者の対象:会社の指導担当者>


<学生を会社の仲間として迎える>
インターンシップでは学生はどうしてもゲスト意識があります。
期間が1週間程度のインターンシップでは特にそうでしょう。
期間が1か月以上のインターンシップではある時(約3週間)からゲスト意識
が薄れます(私の経験上)。
おそらく会社の雰囲気を認識し、物事を判断するからでしょう。
勘のいい学生なら本人が行っている業務についてコスト削減や効果の向上などを意識するようになります。
長期型のインターンシップに参加する学生は会社にとって戦力になります。

<インターンシップのメリット(会社側)>
ゲスト意識からプロ意識へ気持ちの切り替わった学生は受入先に対して何等か
のプラスを生み出してくれます。
会社の業績に直接連動するかどうかは別として業務の効率を上げるなど会社の
特徴を理解した学生は、何等かの実績を残して最終日を迎えます。
学校で指示された(授業の一環など)インターンシップでは学生は学校に対して成果を報告するので手ぶらでは帰りません。
レベルの高い学生であれば、何かしらの良い爪痕を残してインターンシップを終了します。このため、長期型のインターンシップでは会社が十分に準備をし
ておけば、メリットになると思います。

<会社や業務の方向性を学生に示す>
インターンシップに参加する学生に業務を与える時、指導を曖昧にすると
結果も曖昧になります。
営業に学生を同行させるのであれば、会社の方向性を示し、お客様に対して
強く推すのか受け身で対応するのかを説明或いは見学させるようにした方が良いと思います。もし訪問先の面談が和やかな雰囲気で訪問先の相手が学生の意見を求めているなら、学生に意見を述べさせてもいいのではないでしょうか。
状況に応じて会社の担当者は会社の方向性を示して学生の存在をメリットに変えていきましょう。

<最後に ーたまには学生に挑戦してもらうー>
会社において何かに挑戦することはリスクを生み出します。
ここでいうリスクとは、悪い方にも動くし、良い方にも動くということです。
通常、営業で学生を同行させた場合、学生に発言させると、訪問相手の気分を
害すことがあるかもしれませんが、学生特有の発想を求めている場合もあります。
会社の担当者がうまくフォローできるのであれば、学生の発言はメリットに
なるかもしれません。
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