【中医学】中医学薬膳と薬膳の違い

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薬膳ってめんどくさそう。
美味しくなさそう。
そもそも中医学って何なの?

そんな疑問にお答えしていきます。


結論からいうと

中医学薬膳とは、その人の現在の体調不良の原因から解決する療法。
薬膳とは、原因を考えず、現在の症状だけで対処療法



対処療法とは

頭が痛いから、これを食べましょう。
胃がもたれるから、これを食べましょう。

これが、対処療法の薬膳です。

しかし、大切なのは、

なぜ、頭が痛いのか?
なぜ、胃がもたれているのか?

その人の原因に合わせて指導、教育することが必要です。


原因は、人それぞれ

頭が痛い原因は、人それぞれです。

むくみが多いから、雨の日前に頭が痛くなる人
食べ過ぎから、頭が痛くなる人
足が冷えているから、頭が痛くなる人
血液循環が悪いから、頭が痛くなる人
薬の副作用から、頭が痛くなる人


原因を推理するには

その人の体を観察して、原因を推理することが必要です。
これを中医学診断といいます。


中医学診断とは

・望診(顔や舌)
・聞診(声の大きさ)
・切診(脈診)
・問診
練習すれば、誰でもできるようになります。


中医学診断を使って原因を推理

病気は、結果で必ず原因があります。

4つの中医学診断を使って、なぜ病気になったのか原因を推理するのが中医学です。

そして、その人に合わせて、
何を食べる方が良いのか
何を食べない方が良いのか

指導、教育するのが中医学薬膳です。

元々は一つだった

中医学薬膳も薬膳も元々は、一つでした。

仏教と中医学は、奈良時代に鑑真和上によって、中国から日本へ伝えられました。

中医学は、四柱推命や整体、漢方などを含む医学です。

しかし、戦争や鎖国により、中医学の「原因を推理する理論」の部分は、難しく継承に時間がかかるために、時代と共に簡素化され、いつの間にか受け継がれなくなりました。

日本に残る中医学とは

間が切り取られた中医学理論がほとんど

長い歴史の間に、中医学理論は、ツギハギだらけになりました。

つまり、所々が間違えている。
間違えた理論なので、推理できない、原因まで辿り着けないのが、現状です。

病気は、結果です。
必ず原因があるストーリーですが、ツギハギ中医学理論では、
難病となると推理ができない。

西洋医学の病院では、原因不明の病気と言われます。


推理小説と同じ

病気は、結果で必ず原因があります。
そして、本人が一番原因をよく知っています。

しかし、体の中で何が起こって、長年積み重ねた結果が病気となっているのか理解できないだけです。

だから、正しい中医学理論を使って種明かしをすれは、誰でも簡単に理解できるようになります。

多くの場合は、良いと思っていた健康習慣が間違えていた。
または、欲に負けて行っていた習慣です。


誰でも簡単に理解できる
自然界で起こる現象は、体の中で起こる現象と同じです。
川の真ん中は、水が勢いよく大量に流れるけれど、川の端は、流れが悪く、水たまりになり、苔や虫が発生する。

人の体も同じで、体の真ん中は、血液循環が良いけれど、手足先の末端は、冷えやすく、割れたり、カサカサする。

薬は治療ではない

薬は、その時の痛い、辛い症状を抑えてくれる物であって、治療ではありません。

だから、血圧の薬は、ずっと飲み続けるのです。
もし治療であれば、いつか飲まない日が来ます。

しかし、ずっと飲み続けるということは、治療ではないという証拠です。
医師も薬剤師も「飲んだ方が良い」と言いますが、「治療です」とは言ってません。


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