介護疲れ、治療サポートの辛さをどう乗り越えるか?

記事
コラム
先日、お義母さんが9回目の抗がん剤治療を終え、
退院しました。

最後の退院の日は雨が降っていましたが、
どの退院よりも晴れやかな気持ちで
迎えに行くことができました。

お義母さんも、「これで一旦終わりね!」と
嬉しそうに話してくれました。

これからも在宅でのサポートが必要ですが、
それでも『退院おめでとう』と
素直に言える自分になれたことに成長を感じています。


お義母さんとわたしのお話を少し綴らせていただきます。


介護というものは、人生の中で突然やってきます。
私の場合、当時31歳。彼とお付き合いの段階で、
お義母さんのガン治療と介助が始まりました。

彼のお義母さんとは仲が良く、
ご近所さんからも「娘さんいらっしゃったのね!」と
言われるくらい実家へよく通っていましたし、
一緒に買い物やランチにも出かける仲でした。

それだけ仲が良くても、
ガン治療や介護というものは、
方向によっては人の心を殺します。

時間や未来を奪われる感覚、
終わりのない、報われない、
大切に思っていたお義母さんとうまくやれない自分など

受け入れがたいことがたくさん起こりました。

これを読まれている方の中にも、いま同じ渦中にいて、
相手に対する苛立ちを抱えながら、
心の奥では『優しい気持ちでいれない自分』を責める。
理想とかけ離れている現実に、
ギリギリの状態で苦しんでいる方も
いらっしゃるのではないかと想像します。


あなたに今必要なことは、
自分自身を守ってあげることです。
現実的に手放し状態で休めない場合は、
数分でも、自分の時間をとりましょう。


私の環境でお話しすると、
まわりは結婚·妊娠·子育てで、
介護をしている友達はいなかったですし、
彼は遠方へ単身赴任中で、仕事以外の負荷を
かけることは良くないと思っていました。

当時は、負のオーラがすごい話をされても
相手が困るだろうな、と話しづらい気持ちを抱え込んでいました。

自分でこのもやもやをどうにかしなきゃ!と必死でした。
人生相談となると…受容は仏教かな?と思いつきで、
すき間時間にYouTubeにあがっている
お坊さんの説法を聞くようになり、
現実を受け入れる方法をずっと探していました。
夜は苦しさが増して、泣きながら聴いたりもしました。

きっかけは説法ですが、
スピリチュアルでもさまざまな分野があることを知って、
悲しみや苛立ちだけだった世界が一気に広がりました。

好きなことを見つけて没頭する
数分でもサポートから離れる時間を作ること
を心がけたおかげで、治療をサポートし続けることができたと思います。


お義母さんの希望で、
ケアマネージャーさん・ヘルパーさんを
入れてのケアを選択しなかったのですが、
物理的な方法以外にも、自分の気持ちをフラットにもっていける方法はあります。

あなたが思い悩まず、
ほんの数分でも好きなことに没頭し、
心身の健康を保つことがとても重要です。

その上で、治療サポートや介護が
あとからついてくる状態が理想だと思います。


これを読まれている方が、多様な方法を知り、
自分自身で道を切り開いていける生き方ができるよう、
スピリチュアル世界のことを交えてお伝えしていけたらなと思います。



苦しいときや悲しいときは、
ブログに遊びにいらしてくださいね。
同じ世界で戦っている仲間として、励まします。


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