「親と子の相談室ひびき」,心理士のひびきです。
SNSを見ていたら、青年革命家ゆたぼんの高校受験の結果についての記事を見ました。結果としては不合格であったようです。
これについて、教員職の方が「この子が合格したらr3年間頑張ってきた子がかわいそう」といったコメントをあげているのを幾つか見かけました。
一方で、自ら進もうとする道を決めて取り組んだことへの賞賛の声も見かけました。
この記事で思い出したのは、社会人1年目の時に上司に言われたことです。
「努力が尊いと言われるのは小学生まで。過程が大事と言われるのは高校生まで。大学生からは結果が伴わなければ意味がない。社会人は結果しか求められない」
これが臨床心理士の言う言葉なのか、と強い憤りとこの人の下ではやっていけない,と感じたのを覚えています。
努力は強制されるものではありません。
そして、他人がそれをマイナス評価するものでもありません。
自ら目指す方向を見つけられたこと、それに向かって取り組もうとしたこと。
その全てが尊いのです。
もちろん、社会的には「評価」はついてまわります。
しかし、頑張ったことを認めてあげられる人が身近にいることが重要です。
それは、大人にも子どもにも必要です。
あなたの周りには、日々の取り組みや頑張りを認めて(褒めて)くれる人はいますか?
では、また。