変化に備える〜新小学1年生編

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コラム
「親と子の相談室ひびき」,心理士のひびきです。

小学校への入学というのは、子の成長を感じられる大きなイベントでもあります。大人の期待感が高まりすぎてしまうのも特徴です。

さて、「小1ショック」「小1プロブレム」と呼ばれる状態に我が子がなるかもしれない・・・と想像できる親御さんはどのくらいいるでしょうか?

保育園・幼稚園で「普通」に過ごしてきたお子さんの場合には想像できないことでしょう。

しかし、これはどのお子さんでも起こりうることなのです。

では、どのように準備をしておくとよいでしょうか?

家庭でできる取り組みとしては「規則的な生活」です。
まずは、お子さんの普段の様子をよく観察し、起きてから着替えや朝食を食べ終えるまで、どのくらいの時間やゆとりが必要かを把握しておきましょう。

そして、小学校の登校時間から逆算して、起こす時間を決めたら春休みの間に馴れるようにしておきます。

この時、ママ・パパに余裕があったら着替えなどは手伝ってあげてよいです。
親子で競争しながら支度をしてもいいですね。

そして、1日の中で30分でよいので机に向かい椅子に座って本を読んだり塗り絵をする、学習ワークをするなどの時間を取ります。
これは、必ず、あらかじめ開始時間を決めて親御さんが主導で行います。
授業の時間割(タイムスケジュール)への適応準備です。

できそうでしょうか?

保育園を利用している場合は、朝の支度がスムースにいくことを優先しましょう。

たくさんのことをやる必要はありません。
それは、子どもにも親にも負担になります。

いまの時代、小学校入学前の先取り学習が進んでいる家庭が多いですが、そこに合わせる必要はありません。

ご心配があれば、小学校入学準備用のドリルや絵本がたくさん市販されていますので、インターネットや書店で探してみてくださいね。

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明日は中学生編。夕方の更新予定です。
では、また。
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