「親と子の相談室ひびき」,心理士のひびきです。
前回の大人編に続き、今日は子ども編をお届けします。
大人編の内容はこちら👇
さて、子どもの場合も無意識にされる『自分を守る』行動には「賞賛される行動」と「批難される行動」があります。
子どもの場合は、大人よりも汲み取りにくく、心身に不調をきたさないと気付かれにくいことも特徴です。
特に、大人同様に「賞賛される行動」をとる子の場合には、成績がよかったり大人(親・教師)の指示通りがよく周りに気づくことができる子どもであったりします。
「批難される行動」をとる子の場合には、暴力や暴言という形で表現されることがわかりやすいですね。また、『〇〇ごっこ』の形で現れたりします。
たとえば『地震ごっこ』や『葬式ごっこ』です。
どちらも、子ども自身が抱える感情を自分の中で消化できず「相談する」ことにブレーキがかかっていることから起こります。
このような時に大切なのは、大人が「理解しよう」と根掘り葉掘り尋問のように聞き出そうとしないことです。
実はこれにも課題はあり、大人側はそのつもりでも子どもにとっては「尋問」となることもあるのですが・・・(この話はまた別の機会に)
・褒めすぎない
・頼りすぎない
・危険や社会的に不適切な行動はやめさせる
・気持ちを無理に聞き出さない
これらが大切です。
具体的な対応については、当相談室でもアドバイス可能です。
では、また。