ライフプランニング①:ライフイベントについて考えよう

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はじめに

本記事を読んでいただきありがとうございます。
FPととです。

みなさんは、家計や将来のお金のことってどのくらい把握されているでしょうか?

「貯金は減ってないから赤字にはなっていなさそう」
「節約しないといけないとは思っているけど。。。」
「物価も上がってきているし何となく不安。」
「投資ってした方がいいの?」

などと、考え始めると不安は尽きませんよね?

『なんで不安になるんでしょう?』

不安という感情は、
よくわからないもの、未知のもの、未経験のものと向き合うときに感じる
人間の本能的な感情です。

今の家計のことよく把握していないから不安になりますし、
将来必要になるお金のことも漠然としかとらえられていないので不安になります。
そもそも将来って不確実なことが多いので不安になるのは当たり前なんです。
私もそうです。

よく分かってないから、今いくらなら趣味や旅行に使ってよくて、何円以上なら使ってはダメなのかよく分からず、

例えば旅行に行っていても
「こんなに使って大丈夫かな?」
なんて、なんとなく心からは楽しめていなかったりしていませんか?

なので、ライフプランを立て自分のお金のことを把握するところから始めていってほしいと思います。

いきなり家計簿はダメ!

とはいっても、いきなり家計簿から始めるのはだめですよ。
家計簿は単なる結果です。

皆さんはお料理をされるでしょうか?
料理を作るときに何を作るか決めずに、
「砂糖を30g使った」
「ニンジンを2本使った」
なんてところから始めないですよね?

「おいしい料理を作る」という思いと
「何を作るか」という目標をたてて、
「何をどういう順で作るか」計画を立てるはずです。

ライフプランも同じで
「幸せになりたい」という思いと
「そのために何を手にするか」という目標をたてて
「いつどのように資産を形成し、資産を使うか」計画を立てます。

まずは目標を決めましょう。

目標もなく家計簿をつけると、
結局、今の支出が適正なのか、そうじゃないのか判断できません。

もちろん家計簿をつけることも大事だと思いますが、
まずは目標を立てるところから始めましょう。

ライフプランニングにおける目標とは?

ライフプランニングにおける目標は、何も一つだけでなくてもかまいません。
「自分を幸せにする」ための目標を考えてみましょう。

「定年までに2000万円貯める」でも
「毎年家族旅行には行きたい」でも
「3年に1度は新車を買いたい」でも
「FIREしたい」でも
「子供全員大学に行かせたい」でも
その全部でもいいんです。
まずは目標を立てて、いつまでに何円必要なのかを把握しましょう。

これの目標こそが「ライフイベント」で
今回の主題である
「ライフイベントを考えよう」につながってきます。

ライフイベント表を作ろう

ここで登場するのがライフイベント表です。
目標はいくつあってもいいというお話をしましたが、
ただ漫然と目標を考えていても必要な資金の把握はできません。

ライフイベント表というツールを使って実際にいつまでにいくら必要なのかを表にして具体的に把握していきましょう。

具体的には以下のような表です。
ライフイベント表.png
経過年数と家族の年齢、そしてそれぞれのイベント、必要資金を記入していきます。

将来のことは遠ければ遠いほど不確実性が増すので、定期的な見直しが必要ですが、今の時点ではざっくりと20年~30年分作っておきましょう。

ここで必要資金の例として「マイホーム購入」を4000万円としています。
当然ですがこの4000万円は一年後までに4000万円用意する必要があるというわけではなく、ローンを組む場合を考えると一年後までに用意する必要がある資金はもっと少なくなります。

ローンを組んだ分割返済を含めた家計のシミュレーションについては、
今後のブログで説明する「キャッシュフロー表を作ろう」で詳細に触れます。

ライフイベント表を作成することで、
「自分がどのように生きたいのか」や「それに伴う必要資金」が具体的に見えてきます。

さらにこの後、家計の収支の把握し、家計の将来シミュレーションである「キャッシュフロー表」を作成することで、現状のままで出来ること出来ないことが分かってくるようになります。

さいごに

ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回はライフプランニングの一つ「ライフイベント表」についてお話させていただきました。
「めんどくさいな」と思われた方もいるかもしれません。
たしかに不確実な将来のことを考えるなんてめんどくさいことです。
しかしながら、ライフプランを考えることは、自分だけでなく家族が幸せに、さらには豊かに生きていくために、必要なことです。
めんどくさがらず、今を見つめなおし、将来のことを少し考えてみましょう。

次は家計の収支把握です。

自分一人の力でできるか不安というかたは、
簡単にライフプランニングができるキャッシュフロー表作成サービスも行っておりますので、ぜひ利用してみてください。
家計など個人情報の入力が不安と思われる方は、本サービスで使用しているツールのみのお渡しが可能なサービスもありますので、そちらのサービスをご利用ください。
どんなことを入力するのか分からなくて不安という方には、
下記ブログで入力情報の詳細について説明させていただいていますので是非ご覧ください。

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