覚えておこう!数学の小さなルール Part2

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こんにちは。現役塾長の森川です。

本日は「小さなルール」シリーズ第2弾です。今回は、つい数ヶ月まで小学生だった人たちを苦しめる「正負の加法・減法」についてです。

異符号の加法について数学の教科書では、「2数が同符号なら、絶対値の和に共通の符号をつけ、2数が異符号なら、絶対値の差に絶対値が大きい方の数の符号をつける」と習います。

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これがすんなり入る人はいのですが、そうでない人も少なくありません。途中で足すのか引くのか分からなくなるのです。そのような場合は、数直線を利用して図解的に理解することをお勧めします。

例えば上記の例であれば、このように教えます。
「-12をスタート地点として、プラスの方向に3進むといくつ?」
「+8をスタート地点として、マイナスの方向に19進むといくつ?」

数直線を書いて見せれば、さらに理解も早いと思います。

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この方法で計算しているうちに、自然と数直線を使わなくなり、教科書の言っていた「2数が同符号なら・・・」も理解してくるようです。

教科書では推奨されてはいませんが、正負の加法が苦手な場合、まずは数直線を頭に描いて解を求めるところから始めても良いかもしれません。

現役塾長 森川

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