よく学生から長所は思いつかない。短所ばかり目に入るという声を聞く。
なぜ長所が思いつかないのか…それは自分が当たり前と思っていることこそ長所だからである。
これくらい誰でも出来るでしょ?と思うことは自分にしかできないことばかりだったりする。だからこそ、それが出来ない人を見るとついイライラしてしまう。もし、長所が無い人は不満や悲しさが生まれない。長所が無いと思っている人はどんなことをしている人を見ると不満や悲しいと思うか考えてみよう。
例えば…
・時間にルーズな人が許せない⇒約束や時間をちゃんと守れる人
・整理整頓が出来ていない状態に対して不満に思う
⇒自分は自然と整理整頓が出来て、きれいに物事を進められる人
・誰が傷つく姿を見ると悲しくなる⇒色々な人に対して優しく出来る人
このようにイライラした時や悲しくなった時に一度立ち止まり、なぜそうなったのかな?と考えてみよう。そして、自分はそれが出来る人なんだと探してみると見つかるかもしれない。また当たり前が長所であると認識できた時必ずエピソードも見つかる。それをまとめることが出来れば長所のアピールを作り上げることが出来る。
短所が多く目につく人は自分の課題が明確に分かっている向上心が強い人である。自分が改善したいと思うので短所として認識をしている。
そう思うなら一歩踏み出してみよう!きっと新しい自分に出会える。それをどう希望している学校や仕事で改善するかプランを立ててみよう。
プランが出来上がった時、短所ではなく、成長する課題になり次の進路のチャレンジ目標のアピールになる。
うまく作るのが難しい時は一緒に作ってみましょう!