今回も記事をご覧頂き有難うございます。
各チーム、間もなくシーズンインではないでしょうか?
練習試合やオープン戦でシーズンに向けた最終準備の時期です。
本番で最高のパフォーマンスを発揮出来るよう準備していきましょう!
自チームでも先週オープン戦を実施。
技術面でのミス、戦略/戦術面での課題もあり、シーズンインまでの残された練習で向上と改善に向け、取り組んでいきたいと思います。
シーズンイン直前の時期、重要なのは、『どんな練習をするか』です。
そこで今回は、この時期だからこそ『練習』に目を向け、何を考え、何をやるのか、について考えていきます。
●練習とは
「競技をやるのに必要なスキルや技術を向上させるための活動」
具体的には、
・技術の向上 … 投球、打撃、守備、走塁
・体力や筋力の向上 … ランニング、筋トレ、柔軟性
・戦術や戦略の習得 … 攻め方、守り方、パターン練習
・メンタル強化 … 集中力、平常心
・試合準備 … 試合を想定した練習
・チームビルディング … 連携やコミニケーション
●マンネリ化した練習とは?
・ダラダラした雰囲気 ※メリハリがない
・プレーが雑である
・毎回同じ内容、同じ流れで行う練習
➡試合でのミス、課題に絞った練習がない
●強いチームの練習とは/意識していることは
・基本的なプレーを丁寧に行い、且つ徹底的に磨き上げる
・苦手なことを避けず、積極的に練習する
・試合でミスしたことは、反復練習で技術を向上、定着させる
・観察眼を鍛える … しぐさや動き
・実践形式の練習で実際の試合の状況やプレッシャーを想定する
●どんな練習をするべきか _ 自チームを事例として
『基本のプレーを、丁寧に行い、徹底して繰り返す』
※投球、打撃、守備、走塁の全般で同じ意識で行う
(自チームの傾向) _ 試合でミスしたプレーやチーム課題に絞る
[投球] _ 追い込んでのコントロールミスに対し
・外角低めのコントロール精度向上
・ウイニングショット(決め球)の精度向上
・ケース想定での配球
[守備] _内野ゴロ捕球ミスに対し
・試合でミスしたプレーに絞り、捕球の反復練習を行う
例)ショート:三遊間の打球/低く鋭いゴロ打球/捕球体勢/捕球/送球まで
注)やっても量が少ないと、身に付かず試合で同じミスが出る
[打撃] _ 強敵/好投手に対する三振&凡打に対し
・速球対応 … タイミング/大振りNG
・球種対応 … 絞込みと見極め/内外&高低
・チャンスメイク対応 … 小技系(バント/スラップ)
・進塁対応 … バントやゴロ打ち
・サイン対応 … ケース想定のサインプレー
●最後に
強いチームほど、基本のプレーをこれでもかというほど繰り返し、一つ一つの動作を確認しながら、丁寧に、且つ徹底してやります。納得できるまで。
理由は、同じ失敗をしない為、更には試合で考えなくても自然と出来るようになるためにやります。”何となくやった/出来た”では終わらせません。
練習では、ついつい自分の好きなこと/得意なことに重点を置きがちです。
(苦手なこと、試合でミスしたことの練習に対しては消極的になる)
試合では、ミスしてもその場から逃げれません。
不安を感じながら、苦しくても、その場で戦い続けなくてはなりません。
シーズンイン直前の今だからこそ、再度”基本を、丁寧に、徹底する”
を意識し、「練習」に取り組んでみてはいかがでしょうか。