ドローイン歩行は糖尿病や肥満症に有効!

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ドローイン歩行を皆さんは知っていますか?

ドローイン歩行は息を吐きながらお臍を凹ませた状態で歩行することです。

効果として酸素摂取量が増加、代謝も亢進し糖尿病の血糖コントロールや減量にも有効です。

また、ドローイン時に体幹ローカル筋(腹横筋,内腹斜筋の後部線維,深部多裂筋)が選択的に筋収縮が得られ,脊柱の分節的安定性が増し腰痛にも効果があると言われています。

デメリットとしては腹圧を常時かけて運動することで収縮期血圧が上昇してしまうことです。

そのためドローインとドローアウト(お腹を膨らます・もとに戻す)を交互に行うと血圧上昇は抑制されると思いますが研究結果がまだない状況です。

興味ある方は試してみてください。

ドローイン歩行.png

参考文献
・屋嘉比らドローイン歩行の身体反応.理学療法科学 32(2):307–311,2017 
・Richardson CA, Hodges PW, Hides JA, et al: 脊柱の分節的安定性のための運動療法―腰痛治療の科学的基礎と臨床―.齋藤明彦(訳),医学書院,東京,2002, p95.
・種本 翔,渡邊 進:体幹深部筋群に対する運動介入が立位重心動揺に及ぼす影響.理学療法科学,2012, 27: 47-50.


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