こんにちは。
名古屋丸の内の女性社労士、望月麻里です。
さて、今日は
社労士事務所入社後の勉強は、役所のパンフレットを読み込むのが一番
について投稿します。
先日、社労士事務所入社前に「給与計算実務能力検定」を勉強しておくと、コンパクトに法律の全体像を把握でき、実務直結になるからおススメです、という記事を投稿しました。
今日は入社後の勉強についてです。
入社前に給与計算実務能力検定である程度労働法の全体像を掴んだんだから、入社後は社労士試験の勉強ではないのか?と思いますよね。
もちろん、社労士試験に合格したいと思う方は試験勉強を進めていくのが良いです。
実務に触れていくと社労士試験の勉強内容の解像度が上がるので、知識が定着しやすいです。
ですが、入社後は即担当引継ぎ、即実戦投入される可能性も高く、日々疲れます。
入社して間もない期間は社内のアレコレに慣れるのも大変ですし、人間関係など気疲れもしますよね。
そんな大変な時に社労士試験の勉強を一からしていくと、正直とても大変です。
仕事で疲れているので勉強も進まず、結局一つの法律のテキストを一周するまでに心が折れる可能性が高いです。
でも、勉強して知識を付けないと仕事についていけないし、お客様からの質問にも答えられない。
どうすればいいのか・・・
そんな時は役所のパンフレットを読み込むのが一番時間をかけずに勉強できます。
理由は、
「実務直結の法律の大切なポイントが要約されて書かれているから」
です。
例えば有給休暇について分からないから勉強したいと思った時、
「東京労働局 パンフレット」で検索してみてください。
そうすると、労働基準法のパンフレットがまとめられたページに飛びます。
労働基準法の各要点ごとに分かれてパンフレットが作られています。
有給休暇のパンフレットも、図を交えてとてもコンパクトにまとられています。
有給休暇について、社労士試験の労働基準法のテキストで勉強するのも良いのですが、役所から出ているパンフレットのほうが文章も一般の方向けなので優しいですし、わかりやすいです。
お客様から質問された時も、このパンフレットを使って説明することもできます。
とても便利です。
個人的には東京労働局のパンフレットが見やすく、かつコンパクトで一番好きです。
他にも、厚生労働省のHPでも「労働基準関係リーフレット」がまとめられています。
こちらも労働基準法以外の法律も、細かい部分までフォローされていて読みやすいです。
入社して、引継ぎをしてる中や、早速のお客様対応で初めて聞く言葉が沢山出てくると思います。
そんなときは厚生労働省・労働局・労基署・協会けんぽのHPでパンフレットを探してみてください。
どれも難しい法律も嚙み砕いて書かれていますので、読みやすく、理解が進みます。
分かりやすい文章の勉強にもなるので、お客様からの質問への回答を作成する際の参考にもなります。
役所のパンフレットは無料ダウンロードできます。
このサービスを上手く活用して、入社後の忙しい時期でも無理せず勉強して知識を付けましょう!
社労士事務所へ転職を考えている方の、少しでも参考になれば幸いです🌸
ここまでお読みいただきありがとうございました😊😊