Webデザイナーになりたい方。デザインの勉強、どうしてますか?

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デザイン・イラスト

こんにちは! WebデザイナーAmotDesignと申します。
かつてはスーパーマーケットの店員でした。デザインスキルなし・まったくの未経験でWeb業界に飛び込み18年…。今ではフリーランスとして多くのクライアント様と共に仕事をしています。

突然ですが、Webデザイナーになりたい皆様
デザインの勉強はどうされていますか? 
過去の私もそうでしたが、独学でのデザイン勉強は悩むことが多いのではないでしょうか。

「どうすればデザインスキルが上がるのか」
「どうすれば採用されるポートフォリオを作れるか」

こんな方に向けて、選ばれるWebデザイナーになるための「デザインアップの方法」をお伝えします。


デザインの基礎を学ぶ

これはもう王道中の王道です。
デザインの4原則「近接」「整列」「反復」「対比」を学びましょう。まずは一冊、デザインの基礎が書かれた本を買ってください。

読み終えたら、自分の好きなWebデザインをいくつか分析してみましょう。「ここは、この原則が使われているのか。だから美しく見えるのだな」と、いつもと違う見方ができ、ぐっと理解を深めることができます。

その後、デザインの基礎を使ってオリジナルデザインに挑戦しましょう。以前より悩む時間が少なく、スムーズにデザインできるようになっているはず。基礎の力は偉大です。

次にユーザーインターフェイス(UI)とユーザーエクスペリエンス(UX)の基本を学ぶのもオススメです。まずは基礎を理解してから、徐々に複雑なアニメーションやレスポンシブデザインなど、応用ステップに挑戦するようにしてください。
幅広いスキルを身につけるなら、基礎⇒応用の王道ステップです。
飛び級はNGです!


手を動かす

常に手を動かす、デザインし続けることが、スキルアップへの最短ルートです。
スポーツも、ネットで得た小手先のテクニックを使うだけ、誰かのまねっこだけでは、本物のプレイヤーになれません。日々のトレーニングを重ね、自分の特長を活かした技術を身につけてこそ、実戦で臨機応変な対応ができます。


日常生活でデザインの引き出しを増やす

仕事をしていて、毎日デザインの勉強は無理という方。
通勤中に目に入る広告のデザイン分析をしてみましょう。
テレビを見るのが好きなら、CMの構成・バラエティ番組のテロップデザイン・アニメの動きや配色などを考えながら鑑賞してみましょう。雑誌も商品パッケージもデザインの宝庫です。
私たちの周りには、デザインで溢れています。SNSで流れてくるデザインを眺めるのも良いですが、日常生活でもいろんなジャンルのデザインがインプットし放題ですよ!


最新トレンドを学ぶ

Webデザインのスキルアップには、最新トレンドを学び、定期的にスキルセットを更新することが重要です。情報は常にアップデートします。Webデザイナーになってからも、学びはずっと永久に続きます。
(勉強嫌いな人には、Webデザイナーの仕事はつらいかもしれません…)

書籍・ネット・SNSを活用して最新トレンドを学び、それを反映したデザイン練習をしてみましょう。
特に制作会社へ営業をかけたり、転職をお考えの方は、少しでも最新トレンドに精通していると「お? こんな表現ができるんだ」と興味をもってもらえる確率が高くなります。


採用されるポートフォリオを作る

優れたポートフォリオとは、あなたがどのようなプロジェクトに取り組んできたかだけでなく、どのようなデザイン思考を持っているかを示すものです。
あなたのデザインプロセス、解決した問題、そしてそのプロセスで何を学んだかをアピールすることで、クライアントや採用担当にあなたの能力をアピールできます。
また、ポートフォリオを制作する際には、テンプレートに頼らずオリジナルのアイデアを形にし、独自性・創造性をアピールしましょう。


オリジナルデザインを作る

Webデザインの模写は、技術向上に役立ちます。私も独学でデザインを勉強していた時によくおこなっていました。
しかし、ポートフォリオには個人の創造性を示すオリジナル作品が必要です。
模写はデザインの基本を学ぶための一歩としては有効です。しかし、模写をポートフォリオに掲載するのはやめましょう。

あなたが選ばれるWebデザイナーを目指すなら、オリジナルデザインで自身のスタイル・技術を表現する必要があります。
模写から得た知識と技術を活かしつつ、独自のデザインをすることが、プロのWebデザイナーになるための鍵です。

フラットでシンプルなWebデザインは、もうAIがやってくれる時代。
創造性と想像力をもちあわせ、クライアントが言葉にできない希望を読み取り、適格にデザインに落とし込めるWebデザイナーが、今後重宝されます。


デザイン練習課題の活用

デザインスクールで提供されている、ワイヤーフレームを使った実践的な練習課題もおすすめです。本物のクライアントワークを想定した教材が多く、実際のプロジェクトのデザインプロセスを学ぶことができます。実戦で活躍できるデザイナーへ成長できるでしょう。

とはいえ、
「スクールに入るのはそれなりの費用がかかる」
「でもワイヤーフレームから架空のサイトを作るのは面倒」
という方は、下記のようなサービス活用も検討されるといいでしょう。

ワイヤーフレーム、原稿テキスト、オリジナル写真一式がセットになったデザイン課題です。架空サイトの設定を考えなくていいので、すぐデザイン練習を始められます。

ポートフォリオ掲載OKのオリジナル写真素材は、デザインにプロフェッショナルな質感を与え、全体のクオリティを高めるでしょう。
これらのデザイン練習課題を活用することで、独自のデザインを作り、他のデザイナーとの差別化を図ることができます。


上記の方法は、もういくつか試されましたか?
もし「基礎もまだ…」という方は、SNSでフォロワーの投稿を眺める時間、ひたすら模写する時間に、デザインの基礎が書かれた本を一冊読んでみてください。今後のWebデザイナー人生を支える、盤石な基礎を築くことから始めてみてみましょう!
Webデザインのスキルアップに、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

ひとつ言い忘れておりました。
デザインを楽しむ気持ちを忘れずに!
試行錯誤しているときの悩み・スランプは成長痛です。
楽しみながらWebデザイナーを目指してください♪

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