固定観念を捨てる

記事
コラム

固定観念に囚われて苦しんでいませんか?

『こうでないといけない。』『こうあるべき。』
と思い込んで自分を苦しめている人もいると思います。
幼少期からの刷り込みもあり、それが当たり前になっているため、
できないと自分が悪いと思い込んでしまう。

例えば、『仕事が辛いのは当たり前。簡単に仕事を辞めるべきではない。』 

私も嘗てはそう思い込んでいました。
以前、私の夫が働けなくなり、今までの生活を維持させるため、
給与の高い仕事に転職せざるを得ない状況になりました。
給与が高いということは、それなりに仕事内容も専門的で 
私からすればかなり難しく、とにかく周りの人の足を引っ張らないようにと
毎日必死でした。
チームワークを必要とする仕事でしたが、周りの人たちと全く馴染めなかった
ことで、ミスをすると咎められるようになり、職場では孤立していきました。 
それでも『仕事は簡単に辞めてはいけない。』
という思いが強く、気付いた頃には自己肯定感はなくなり、普段ならミスしないような簡単なことでもミスするような精神状態に陥ったのです。
この頃になると、何事も『できない自分が悪い』と思うようになり、夜眠ることができなくなっていました。
家庭内でも問題があり、精神状態は限界。
何のために生きているのかも分からなくなって
初めて、自分が本当はどうしたいのか、どうなりたいのか、
自分の気持ちと向き合うようになりました。

『仕事が辛いのは当たり前。簡単に辞めるべきではない。』
本当にそうでしょうか? 

当たり前を疑ってみてください。  


仕事は辛くて当たり前で、その対価として給料を貰っていると思いがちですが、楽しく仕事できることに越したことはないし、自分に合わなければ早々に仕事を辞める決断を選択するのもありだと思います。
その代わり、自分の決めたことを人のせいにせず、最後まで責任を持つ覚悟は必要になりますが…。

辛いことから逃げてはいけない、壁を乗り越えて人は成長する。

本当にそうでしょうか?
体調を崩してまで逃げずに戦ったとして何を得られますか?
全ての壁を乗り越える必要はなく、自分にとって乗り越えるだけの価値がないと思えば、避けて通ればいい。自分にとって必要な時、骨身を削ってでも乗り越える価値がある壁にぶつかった時、乗り越えたいと思ったその時に、その壁を乗り越えればいいと思うのです。
ちなみに私は仕事を辞めることを選び、かなりの勇気は入りましたが、
以前からやりたかった仕事に飛び込みました。
その結果、運良く仕事仲間にも恵まれ、毎日充実した日々を過ごしています。
仕事が楽しいと思える日が来るとは、思ってもみませんでした。
金銭的にはかなり厳しくなりましたが、後悔はしていません。
(自分のケツを自分で拭く覚悟は相当なものでしたが^ ^笑)
固定観念に囚われて、自分で自分を苦しめないでください。

良き妻でなければ、良き母でなければ、いつも笑顔でいなければ…。
固定観念はさまざまだと思いますが思い切って捨ててみると、
ちょっとだけ視野が広がるかもしれませんよ。
もし今、苦しい思いをしているなら、固定観念に囚われて過ぎているかもしれません。当たり前をを疑ってみてください。

本当にそうなのかなって(^ ^) 



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す