能登地震で改めて考えたい「動物さんとの防災」

記事
コラム
あけましておめでとうございます。
本当は年初からコラム記事を連載しようと考えていたのですが、よりによって元旦に「令和6年能登半島地震」が発生し、心を痛めております。
まだ交通手段も物流手段も滞っているため、ただ被災地の皆様の安全を祈るしかできませんが、募金などが始まったらそちらから支援させていただきたいと考えております。

さて、個人のX(旧Twitter)でも呼びかけておりますが、被災地の鳥さん愛好家、またはその近辺の皆様、そして今後地震が起きる可能性がある全国の皆さ様に向けてお願いです。

1.同行避難時について
鳥さんは環境の変化に敏感で、同行避難時は以下のような懸念が考えられます。
・慣れない環境に移動したことで、不安の鳴き声が止まない場合がある
・移動によるストレスによる病気発症があり得ます
・保温が不十分である事により衰弱する可能性があります
避難時はなるべくカバーやタオルで包み、環境変化を最小限にしてください。
また、携帯カイロでも良いのでケージに付けてあげましょう。
寒いこと自体には鳥さんは対応出来ますが、急激な温度変化には不慣れです。保温こそが貴方の家族の命を繫ぎます。

2.ケージの管理
鳥さんは「怖い」事があると、前後かまわずその場から逸走します。これは鳥さんの本能です。そういう動きなので、逸走する前の元の場所に戻ることはほぼほぼ不可能です。
そして余震が続いている状況ですから、迂闊に鳥さんをケージから出すと、確実にロストさせてしまいます。それはすなわち飼鳥さんの死に繋がります。
今は安全な場所に”ケージで”保護してあげることが最善です。
しばらくは放鳥を控え、また落下物からケージを遠ざけておきましょう。

どうか皆様、ご無事でありますよう・・・
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す