【YouTube企画】ホームレスの方に話を聞きました

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自らの不倫で結婚生活を崩壊させ、借金を背負って起業、借金を親族に肩代わりさせることと引き換えに絶縁され、現在に至るホームレスのしげさん(76)。
「自業自得」と言われてしまうとは思いますが、話した感じはとても優しくて、懐深い人に感じました。
現代社会の「こうあるべき」という思考に馴染めなかった人なんだろうと思いました。

借金や不倫は極端ですが、、
・結婚したら家族のために人生をささげるべき
・母親は立派な人間であるのが当たり前
・家事は完璧に行い、家族仲は良好であるべき
・結婚したら生涯その人だけを愛するべき

本当でしょうか?

不倫を肯定するわけではありません。
現代社会において、「結婚生活」「親になること」へのハードルが高すぎる気がするのです。
…幼稚園、小学校に入るあたりでしょうか?
人は、物心がつくようになった辺りから、ある種の「正解」を自分自身に課していると感じます。

小学校「可愛い・カッコいい・足が速い・面白い・親が金持ち…」
中学・高校「可愛い・カッコいい・部活や勉強で好成績・服のセンス…」
大学・社会人「活躍できているか?・ハイスペックなパートナーがいるか?・高収入か?・見た目が美しいか?」
結婚後「裕福で充実した生活を送れているか?・子供の教育は高等なものか?・子供が美しいか?・仕事では十分な成果・収入を得た上で、活躍できているか?」

上記の条件を満たす⇒幸せ・勝ち組
上記の条件を満たさない⇒不幸・負け組

こんな風にあからさまに言われることはありませんが、水面下で蔓延っている真実の価値観はこのような内容ではないでしょうか?

別に、ブサイクで貧乏で、活躍もしてない人生でもよくないですか?
自分の心の赴くままに生きる事さえできれば、幸せじゃないですか?

だからこそ、自分の心の声を知る事が大切だと感じます。
「勝ち組で幸せ」な人生を歩んでいるはずなのに病んでしまう人は、自分の心の声を聴けていないが為、なんとなく「自分は勝ち組だから幸せ」と自分自身に言い聞かせ、また、周りからも「あなたは恵まれているからいいじゃん」などと言われ、真価が見えなくなってしまっている事が原因なのではないかと感じます。

つまりは、一番重要なのは「自分の心の声を聴く力」であると、私は思います。

そもそも「自分の心の声」を聴けない人がすごく多いと思います。
「他者や世間の決めた価値観」が自分の価値観だと勘違いしてしまい、思考停止している人がすごく多いと思います。


話を戻しますが、「普通の生活」からフェードアウトし、ホームレス生活を続けるしげさんは、現在の生活が快適だと話してくれました。
ただ、自由な生活の代償として孤独があり、それに関する心の隙間は埋められていないように話していました。

自分の心の声を聴いて行動した代償として、「孤独」がやってくるのも事実だと思います。

それでもなお、それを天秤にかけて
自分自身丁度いい塩梅を見出し、人生を豊かにアートしていくことこそ
人生の醍醐味なのではないでしょうか?




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