今日は、私の2011年11月27日に書いたエッセイを再掲します。
課長、カウンセリングしてくださいよ!
..時々こんなことを言う部下がいる。
あなた、本当に変わりたいって思ってるのか?
私は訊く。
えっ?どうしたらいいかわからないんですよ。
でも辛くて、苦しくて…
辛くて、苦しいんだ!?
その状況をあなたはどうしたいの、ラクになればいいの?それとも…
だって、あいつが…
あいつなんだ。どうなの?変えたいの?
...なんて、カウンセラーらしからぬ態度で、あえて接することがある。
それは、ただ私の気を引きたいんだと感じる時なのだ。
人は、本当は 自分がなにをすべきか、その答えを持っているんです。
けれども、あえてそれにフタをして見ないようにしたり、分かっていても行動に移さない。
その多くは、同じような失敗をした過去があり、それが邪魔をするんです。
またご丁寧なことに、その過ちが嫌だから、何度も同じような目に遭うようになっている。
それを乗り越えて、人は成長するんですね。
でも、そうするためには、自分が変わりたい、いまの自分を変えたいという強い思い、エネルギーが必要だと私は思うんです。
だからあえて、その時を待つ。
もっともっと、いまの自分が嫌でたまらなくなるように…
中途半端にカウンセリングしても、途中で逃げてしまうことが多いんですよ。
実はこの手法、私が名古屋のカウンセリングの師匠から学んだ実学です。
こんなことされると、マジ嫌いになりますよ(笑)
でも自分の甘えに気づいたとき、ありがとう!って思うんだな…