セワヤキタイプ(粘着気質)のセルフ・コントロール

記事
コラム
昨晩、遺伝子気質のコントロールについて触れました。

早速、
具体的にどうすればいいのか、ぜひ教えてほしい!
そんなリクエストメッセージをいただいたので、少し書いてみたいと思います。

というか、私が遺伝子気質を学び使いこなし、
コワーキングスペースでそのワークショップをやっていた頃、
2013年4月7日に書いたブログ記事があったので、それを引用しながらお話しします。

私がまだ会社員で、事業部最後の職、
東京・名古屋・札幌の3カ所の事業所、40人超、しかも女性ばかりの職場を任されていた頃です。

SAT療法センターのパンフレットに、このような記述があります。
ストレスが強い場合、…判断の座を担う前頭葉が、情動の座を担う扁桃体による強い電気入力でハイジャックされています。そのような時は、思い込みや妄想やパニックが生じており、現実適応的な思考や判断が望めず、問題解決力が低下しています…

毎年のことではありますが、今年は特にキツイ。
3月、次年度の計画立案が始まります。
明けて4月、各部署調整の上で予算を確定します。
それに伴って年度業績の集計と分析、さらには部下の人事考課が重なり、私の頭はパニック状態に陥るんです。

なぜ毎年のことなのにそうなるのか…。
自分一人だけでこれらの仕事を済ますことができず、数えきれないほどの「打合せ」が伴うからなんです。
この「調整」だけで、相当な時間をとられてしまうため、本来すべきことが出来なくなってしまう。

そういう中で、日常と違うイレギュラーな問題が発生してくる場合があります。
しかも、みんながそういう状況下にありますから、みんな心に余裕がなくて、イライラ、カリカリ…
それにもかかわらず、すぐに判断を求められることが多いんです。
状況把握、まったくできていません…。

こういう時は、本当に「妄想」が私の頭を占拠します。
なので、私はどうするか…
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   ⇓
黙ってその場を立ち去ります。

こっちだって忙しいんだよ!!
そのままいたら、まわりに怒ってしまいそうになるからなんです。

私のもっている遺伝子気質の中で、この時もっとも発現している気質はセワヤキタイプ(粘着気質)。

セワヤキタイプの特徴はいろいろありますが、なかでも注意すべきがこのあたり。
・筋を通そうとする
・几帳面で融通は利かない
・思考全体がゆっくりで粘り強いが、爆発するときがある

そうです。
心に余裕がなくなると、私の思いを、私の「筋」に従って、まわりに押しつけようとするんです。
そして、何度か言って通じないと…爆発!
最悪ですよね。

学びました!!

女性ばかりの部署を任される前に、学んでいてよかった。
心底思いましたよ。

なので、いまは、身体中に広がったストレス物質ノルアドレナリンが少なくなるまで、とりあえず、黙ってその場を離れ、落ち着く時間を設けています。
早ければ、職場を出て家にたどり着くまでに正気を取り戻し、適切な判断ができるようになります。

でも、そこで、部下に状況確認をしたりするものですから、迷惑千万ですよね。
いやー、申し訳なかった。

私も人間なんです。
どうか、完璧な上司像を求めないでください。
セワヤキタイプの人って、こんな感じなんですよ。


閑話休題。
ストレスフルな状況下では、現実適応的な思考や判断が困難になります。
ストレス対処、うまくやっていきましょうね..(^_-)-☆

この記事を書いてから、すでに10年。
子供たちは独り立ちし、会社員を辞め部下もいない私は、
セワヤキタイプを発揮しなくてもいい生活になりました。

週2日ほど、地域貢献の意味で公職に就いてはおりますが、
時間もかなり自由に使えるようになりました。
そんな私は、もっぱらマイペースタイプで、自分を愛して生きています。
それがとっても心地いい。

職場って、いろんなタイプの上司がみえますよね。
イメージしてみてください。
今日お話ししたようなセワヤキタイプが自分の上司だったら、結構大変ですよね。

モテタイ、セワヤキ、マイペース…
それぞれのタイプの上司の対応法についても、以前ブログに書いています。
(実は私、まだSNSがなかった頃、パワーブロガーだったんです)

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