社会保険

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コラム
社会保険は、病気やけが、老齢や失業などにより生活が困難になった場合に給付を行うなどして生活の安定を図るために強制的に加入する保険制度です。

病気やケガをしたときに安心して治療を受けられる医療保険
加齢により介護が必要となった人を社会で支える介護保険
老齢・障害・死亡による収入の減少を補填する年金保険
があります。


医療保険は、国民健康保険、被用者保険、後期高齢者医療制度に大別されます。

国民健康保険は被用者保険に加入していない個人事業主や年金生活者が加入します。

適用事業所に常用雇用されている人は被用者保険の被保険者となり、
被保険者に扶養されている家族(後期高齢者は除く)は被扶養者になります。

75歳以上の人は後期高齢者医療制度の被保険者となります。

国民健康保険と後期高齢者医療制度には被扶養者の概念はなく、全員被保険者となります。

医療機関の窓口で保険証を提示すると一部負担で済みますが、

医療費の自己負担額が1か月に一定額を超えた場合には、
超えた分が高額療養費として健康保険より支給されます。

標準報酬月額が28万円で医療費100万円の場合、
自己負担3割なら30万円になりますが、
高額療養費が支給されれば自己負担額は87,430円になります。

健康保険組合によってはさらに上乗せ給付を行うところもありますが、

入院時の食事や差額ベッド代、先進医療等、保険適用外の費用は自己負担になりますので、
カバーされる保険に入っておくとその時になって慌てなくても済むかもしれません。

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