【就活】就活に望む前に知っておいてほしいこと(悩んでいることはみな一緒・・)

記事
ビジネス・マーケティング
今回は、就活へ望む前に、まず自分を落ち着かせるために、知っておいてほしいことです。
就活生が悩んでいること。ぶち当たる壁。。うまくいかないことや、失敗する点など。
悩み、迷い、試行錯誤しながら就活を進めている学生さんと、多くの面談をしているからこそ感じることを、とりとめなく書いていきます。

立ち止まってくれたみなさんに、少しでも助けになることを祈ってます。

基本、みな試行錯誤なんです・・・

これは当然ですよね。第二新卒とか院卒予定の方じゃない限り、前に一度経験しましたってことなんてない。
サークルやゼミ、研究室のOB/OGに話を聞いている程度で、なかなか実感がわかない中、どこから手をつけていいのかもわからない人がほとんですよね。

では、みな一体何に悩むのか???

・就活って何から始めたらいいんですか?
・ESって何書いたらいいんですか?
・インターンっていった方がいいですか??
・自分が何やりたいのかわからないんです・・・。
・企業・会社、ありすぎてどこ選んでいいのか見当つかないです・・。

これらは、実際に私が学生さんと面談しているときに出てくる言葉です。
ちなみに、普段私が行っているのは、OB訪問を前提とした面談のため、お話している学生さんは、すでに就活をスタートした人たちです。それなのに、上記の疑問や不安を口にされる方がたくさんいます。

その中でも特に毎年気になるのは、「就活」を意識するがあまり、周りに流されて漫然とスタートしてしまった学生さんの不安や迷いです。

面談中に、志望動機や職種・業界研究に関するQAや、ESの添削、面接対策などで、いろんな角度から「WHY」を投げかけます。

すると、それぞれの問いかけが、深く自分の中で反芻し、本当に自分が思っていること、考えていることと向き合うことになるようです。(毎年、号泣される方もいらっしゃいます・・)

きっと周りと比べたり、SNSで飛び交う情報から、焦りもあるでしょう。知らず知らずプレッシャーを感じる人も少なくありません。実際、内定が出始める時期になると、なおさら周りの状況に焦りを感じるようになります。

だからこそ、思い立ったときでも、なんとなくで始めた場合でも、就活に突入する学生のみなさんには、まずこういう状況を知っておいてほしいと思うわけです。

就活っていつから始めたらいいの??

そもそも、就活のスタートはいつからで、こうスタートしましょう!なんてものはありません。
むしろ、そろそろかなぁ、、って思い始めた時が吉日なはず。
そして、それは人によってさまざまです。

大学生活がスタートした1年生のころから、就活のために、インターンとかやってる人もいます。
就活で活かすために、学業以外の資格取得に励む方もいますね。
サークルや部活などに打ち込んで、活動がひと段落するまで、就活なんて考えられない!(動けない)っていう人も多いでしょう。
私が主にサポートする医療系の業界だと、どうしても実習を伴う学生さんも多いため、直前にならないと本腰を入れれない人も多いです。

とはいえ、ほとんどが、「やらなきゃ~」って、思いながら、知らぬふりしてギリギリになってしまう人です。(かくいう私もこのパターン)

要は、この時期から始めましょう!っていう明確な基準なんてのはないんです。

実際、私のところに相談に来る学生のタイミングも様々です。
3年生に上がってすぐ、就活の準備をしようと思って、、夏のインターンの準備をしようと思って、、と面談依頼をされる方もいれば、3年冬の就活解禁直前に、切羽詰まって相談に来る方まで、ほんといろんなタイミングです。

ただ、何をするにしても、早めに意識しておいて損はありません。
だって、早めにスタートすればチャレンジすることのバリエーションも増えますね。当初に思惑と違ってやっぱり、、と方向修正する時間もできます。
もちろん、これは就活に限った話ではありませんが・・。

とはいえ、学生生活は就活のためにあるわけでもありませんし、もっともっと有効に有益に使うべき、使ってほしいことは山のようにあります。

じゃあ、どんなタイミングで、どんな風に意識しておけばいいのでしょうか??

就活のために、学生生活の中で、意識しておいてほしいこと5つ

さきほど書いたとおり、どのタイミングでどんな風に始めるかは、それぞれです。そして、意識の仕方や方法、方向もさまざです。

ただ、いつからであっても、学生生活を送る中で意識しておいてほしいことを、5つピックアップします。

①自分探し(自己との対話)
 ・そもそも自分ってどんな人なんだろう??
 ・周囲の人の評価:まわりの人(親、兄弟、友人、先輩・後輩など)から
  どんな風に思われてる?
 ・将来どんな人になりたいんだろう??
 ・将来どんな人生を歩んでいきたい?
 ・どんなことに興味あるんだっけ?
 ・夢中になれること、時間を忘れるようなことってなに?

いっても大学生ってまだまだ多感な10代後半~20代前半です。自分で稼いで生きることや、社会との関わり方など、自分一人で生活をしていくことを実感することもままならないはず。ましてや、そんな自分が、どうやって社会に認められていくのか?なんて、雲をつかむような話です。

だからこそ、「自分」をなんとなくイメージできるような意識は持っていて損はありません。

②他人との関わり方
 ・積極的に他人とかかわってチームをまとめる?(リーダーシップ)
 ・みんなのサポート役?
 ・コミュニケーションのスタイルは?
 ・どんな役割を演じれるのか?

幼少期からステップが上がるにつれ、関わる人の幅や範囲は広がっていますよね。特に大学なんて、全国レベルで友人が増えてくるはずです。年齢だって様々でしょう。バイトやいろんな集団に混じれば、それはさらに広くなります。
だからこそ、自分は他人とどういう関わり合い方をできるのか??を見つけておいてほしいと思います。もちろん、それは現状です。将来、いくらでもアップデート&アップグレードできます。ただ、自分の可能性として意識していくとストレス耐性などを認識するためにも大いに役立ちますね。また、その中で自分はどういう役回りが適しているのか??を見つけていくことにも役立ちます。

社会の一員として生きていくには、人はそれぞれ役回りがあります。それをうっすら認識するために、いろんな役を演じるのは、学生生活は決して悪くない時間です。

③情報に触れる(Input)
 ・ビジネス、政治・経済・社会の流れ・動き
 ・就活本、雑誌
 ・学内サービス(就職課・就職センターetc)
 ・ネット、SNS
 ・OB/OG、社会人との会話

情報化社会となり、スマホで一つで世界中の情報に簡単にアクセスできる世の中です。取捨選択の基準なんてなかなかできるものではありません。たとえ玉石混合であっても、多くの情報シャワーを浴びることも可能です。
なので、時間のある学生生活だからこそ、その情報をもとに経験をしてみましょう。
もちろん成功ばかりではありません。眉唾なものもたくさんでしょう。ただ、それもこれも、触れた「経験」から目利きができるというものです。就活も一緒です。面倒くさがらずにいろんな情報に触れ、その真偽を自分で確かめるトレーニングは必要です。

デジタルネイティブな世代だからこそ、自分自身のアンテナを磨いていくことは、今後もさらに求められるでしょう。

④自らの力で発信する機会を取る(Output)
・積極的に発言・発表する
 ・得た知識・情報を周りと共有する
 ・周りと意見交換をする

先ほど書いたとおり、情報化社会となって、Inputは本当に簡単になりました。スマホ一つで大量の情報に目を通すこともでき、いろんなノウハウだって手に入ります。そして今、生成AIが身近になり、自らが考えることなくOutputも容易になりました。
面談にこられる学生さんの中にも、このInputとOutputを上手に活用して、SNSで万を超えるフォロワーを抱える人もいます。そのスキルはうらやましい限りです。
ましてや、昔に比べるとゼミでプレゼンをする機会も多いと聞きますし、バイトやインターンでも営業や販売業務などに従事し、クライアントの前で商談する機会も確保している人もいます。

しかし、You TubeやインスタなどのSNSでのInputは旺盛でありながら、まだまだOutputができる人、とくに自らの力で何かを発信できる人は限定されています。

では、みながみなそんな大それた機会を確保する必要があるのか??と聞かれれば、決してそんなことはありません。
というのも、自分のことを表現する機会でありさえすればよいだけです。

どうしてもスマホを片手にしていると、自分たちが思っているより身近な人ですらコミュニケーションは限られているものです。

ぜひ、親や友人、兄弟など、身近な人と、得た情報や知識、経験をぜひ伝えて、それについて意見交換をしてみましょう。

そんな機会を活用すると、思っていること、言いたいことが、どれだけ口にできないか。そして、それがいかに他人につたわらないか。がよくわかると思います。(私自身も大いに実感します。。。)

この認識がはっきり理解できる人ほど、就活での面接や、ひいては会社組織の中で自分の表現に成功していく礎になります。

⑤失敗を恐れず、いろんなことに挑戦する
・してみたいこと(スポーツ、趣味、勉強)
 ・時間のかかること

学生さんと面談しているときに、「残りの学生生活で何をすればよいですか?」という質問をたびたび受けます。その時に、よく「とにもかくにもいろんな経験をしておいてほしい」と話します。

社会人になればお金は出来ますが、やはりまとまった時間というのはなかなか取れません。新しい趣味を!といっても、どうやって始めて、どこで時間を確保するか?となります。なので、ぜひ、お金よりもまず時間のかかることを取り組んでほしいなと思います。それが、結果的にガクチカなどにつながります。

そして、ミレニアル世代やZ世代をみると、みなあまり(無謀な)挑戦をしない(してきていない)傾向にあるように感じます。もちろん、そうなる理由もわからないではないです。
よく言えば冷静に世の中をとらえている。どこか冷めた目で、そして白けた感覚があるのも、今の社会を映している気がします。

ただだからこそ、いろんな挑戦をしておいてほしいと思うわけです。勇気を出して踏み出したことで得られる経験などは、かけがえのない財産になるでしょう。


この記事の最後に・・・

ここまで読んでいただいた方なら、もうお気づきだと思います。

要は、就活がどうのこうのでなく、いかに充実した学生生活を送れるか?で、就活やそのあとの人生にも大きく影響してくるということです。

学生生活は、限られた時間の中ではありますが、無限の可能性が秘めています。それを有意義にするかどうか、そしてそのあとの人生につなげていけるかどうかは、自分自身の意識次第ということです。

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