【就活】就活って何から始めたらいいのか?

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ビジネス・マーケティング

就活ってそもそもいつから、何すればいいの??

毎年6月を過ぎると、サポートをした学生さんから内定報告が続々と届きまます。中には、1年近く前に面談をした方から、お久しぶりです!と報告をしてくれる方もいます。(顔と名前と何を話したかを覚えてない場合も。。すみません💦)

第一志望にしていた企業から内定を得た人、多くの企業から内定を得た人、思い通りにはいかなかったものの、納得して就活を終えた方。いろんな方から報告を頂くのは、サポートさせていただいてる身として非常にうれしい限りです。
内定報告をくれる方も全員ではなく一部です。残念ながらまだ決まってないんです。。。という報告はほぼありませんが、関わった方々がみな一様に満足して就活を終えられているのを祈るばかりです。

そんな中で毎年思うのは、納得して(満足のいく)就活を完走できた方には共通してるポイントがあるように思います。

それは、みな、しっかりと準備していた、ということです。

え?そりゃそうだろうって?
そうですね。当然です。
でも、よく考えてください。
中学でも高校でも、なんだったら今でも、テストがあることがわかっていてきっちりと準備して臨めたことがどれくらいありますか??
(私も一夜漬けで慌てていたタイプです。追い込まれないとなにもしない)
だいたいの人は、きちんと準備しないんです。
テストですら何から手をつけてよいのかわからないんですから、就活だって何をいつから始めればいいの??ってことです。

なので、今回はとりあえず困ったら、これやってみたら?というお話です。

まずは、周りに相談!(そりゃそうだ)

手っ取り早い相談先・・
 ・親、兄弟・・
 ・友人
 ・先輩(ゼミ、サークルなど)
 ・就職課
 ・SNSなど

とりあえず、困ったときは経験ある周りに相談するのが一番早いですよね。

ただ、多くの学生と話して感じるのは、意外と親御さんや兄・姉に相談しているパターンは少ないように思います。
 *親と同じような業界を狙っている場合は、相談しているケースは少なめ
  兄・姉と同じ業界を狙う場合は、相談している場合が多い

むしろ、学生生活で身近に相談できる相手は、ゼミやサークルの友人や先輩だったりする場合が多いのは、今も昔も変わりません。
ましてや、今はSNSなどで気軽に相談できる時代です。
この2つのソースは、大いに活用してよいと思います。

加えて昔よりも現在は、どの大学でも学生の進学・就職にはかなり力を入れています。(いわゆる学生の出口戦略対策)大学の就職課(センター)などは、年々、充実しているように感じます。学校によってはカウンセラーなどを常駐させたり、模擬面接やESの添削なども丁寧にしてくれるところも多いようです。まずは、最初に相談する入口としては気軽なところかもしれません。

まずは、闇雲に始めるのではなく、気軽に相談。
普段の生活と同じく情報が就活を制すると言っても過言ではないですね。

では、就活をスタートするにあたり、具体的なアクションとして何をしたらよいか?2つのおススメを挙げてみます。


おススメ① 無理やり「インターンシップ」に申し込む

これは、就活を始めるあたり、アクションを起こすために無理やり自らを追い込む仕掛けを作り出すということです。

というのも、インターンシップ(夏、冬、通年長期)にエントリーするためには、書類や面接など、一連の選考プロセスを通過する必要があります。
特に、エントリーシートを作り上げていく作業を、早い時期に取り組めるのはとてもよいことです。
企業・業界研究、職種理解から志望理由を考える作業は、早ければ早いほどより吟味ができるということです。また、選考(面接など)の雰囲気を早く知っていれば、自らの強みや弱みをどうやって企業に合わせていくかの検討する時間も作れます。
選考結果自体がどっちになっても、こうした一通りの経験は、本選考に向かう際にも大いに活用できることでしょう。
ぜひ、そこも踏まえて活用してみることをおススメします。

ちなみに、こうしておススメしてはいますが、その前に、インターンシップは参加したほうがよういですか?という質問を頂くことがあります。

私は、参加できる時間があるなら、積極的にアタックしたほうがよいとお答えしてます。
特に、何をしていいのかわからない人ほど、上記理由で就活を強制的に意識できるますし、早くスタートを切れる意味でもいい機会だと思います。

なお企業によっては、インターンシップが本選考や早期選考の手形(優先チケット)にしていることもあります。それならば、インターンに参加することがマストなので、迷うことはないと思います。

しかし、それ以外の理由で参加を迷うこともあると思います。
正直、インターンシップ自体そのものはそれほど大したことをしているわけでありません。(企業側に怒られるかもしれませんが)
ましてや、1dayや2daysくらいでやることなんてたかが知れています。
しかし、就活の準備(ESや面接)や、実際に興味ある企業にエントリーしてくる学生さんの面々を知ったり(競合ですね)、興味があるけどよくわからない企業の実態を知ったり、職種の理解を深めたりできます。また、現役の社員と交流できたり、実際のオフィスなどを見ると、職場の空気感も知ることができます。

つまり、本選考前に、企業のことをよく知ることができるまたとない機会です。ぜひ、時間が許すなら、チャレンジしてほしいです。

おススメ② OB・OG訪問

これは、自分が面談を受けているから言うわけではありませんが、一番気軽にできることだと思ってます。

と言っても、OB・OG訪問自体にはいくつか種類があります。
・本当のOB・OGに話を聞きに行く
・知りたい企業の人に直接話を聞く
・アプリ・サイトの活用

まず、それぞれのパターンについて書いてみます。

1.本当のOB・OGに話を聞きに行く
これは、私のところに相談に来る学生さんも多く実施しています。ゼミやサークル、体育会やバイト先など身近な先輩から直接話を聞くことができるので、安心ですし気軽です。
しかし、メリットもありますが、デメリットも多いようです。
<メリット>
・何よりも身近で気軽に話を聞ける
・自分のことを知ったうえでアドバイスなどももらえる

<デメリット>
・実体験などが限定的で、その人だから・・の要素がぬぐえない
・興味のある業界、企業、職種の人がいない
・近くにOB・OGがいない

特に、志望する業界や企業に勤める先輩がいなかったり、いても近くにいなくて話が聞けない・・というのはよく聞きます。
また、言っても1つや2つ上の先輩の話だと、とても身近な分、近視眼的な話が多く、参考にはなるけど当てはまらない・・・そうです。

とはいえ、ゼミや研究室など、気軽に聞けるような環境があるなら、使わない手はないですね。
できれば、普段から近くにいる先輩と就活に関するコミュニケーションをとっておくと、就活スタートも早くから切れるでしょう。

2.知りたい企業の人に直接話を聞く
これは、むかーしむかしは、企業や先輩にお手紙を書いたりして、紹介してもらったり、企業の人事部から、この人に話を聞いてきなさい、と紹介してもらったりしてました。
また、学校の就職課(センター)へ行くと、企業に勤めるOB・OGのリストがあって、その人たちを窓口通じてアプローチしてもらったり、自分で連絡とったりして、話を聞きに行くスタイルです。よくよく考えるとめちゃくちゃ面倒ですよね。。
ただ、これは得に、後者は1にもつながりますが、なかなかドンピシャで候補がいないのと、残念ながら社会人側で受けてくれる人も少ないという現状があります。
また、企業側(人事など)に直接依頼があって、社内で候補者へ話を振っても、業務を理由に断る人が多いです。ましてや、この後で紹介するサイトなども駆使して、その企業に勤めていることを出汁に悪用する人がいたするので、学生さんの方も敬遠しがちですね。
また、これは私がいる業界もそうですが、業界や企業によってはOB・OG訪問を受け付けていないところもあります。また、個人では受けないように言われているところもあります。

なかなか善意で協力してあげたくてもそうできない環境もあるんですよね。
とはいえ、私もそうでしたが、同門の後輩のために協力してあげたい人も多く、卒業すると就職課などから個人データの登録依頼があり、将来の後輩がアクセスしてもよい旨を伝えたりしてきました。そして、実際に卒業後数年は何人か連絡をもらい、相談に乗ったこともありました。
後輩のために、協力を惜しまない人も多いですので、企業や学校の就職課?でデータを探るのも大きな伝手だと思います。

すくなくとも、企業側(人事)は相談に乗ってくれると思いますので、インターンや選考前に企業側(人事)とコミュニケーションをとれた際に、お願いしてもよいですね。

3.アプリ・サイトの活用
私もこれまでのいくつかのプラットフォームを使用し、多くの学生さんの相談に乗ってきました。
SNSが当たり前のように生活に溶け込んでいる今のご時世では、一番気軽に活用できるツールだと感じます。
ましてや、誰もが自由に、時間や場所を選ばずに使えるわけですので、チャンスは平等であることを考えると活用しない手はありません。
もちろんメリットもデメリットもありますね。
<メリット>
・いろんな業界、職種で年代もさまざまな社会人がいる
・場所、時間問わず話を聞くことが可能
・出身大学、プロフィール、特定の企業、職種の人を探すことも可能
・業界、企業、職種研究だけでなく就活対策でも活用できる

<デメリット>
・勧誘など悪用している人が多い
・内定者(まだ学生)やキャリアの浅い人(5年目まで)が大半

いろんな企業や職種の人へ依頼できる環境は、非常に便利だと思います。早い段階から多くの人にアプローチして、客観的に自分を評価してもらう機会を得られるわけですので、得るものは多いでしょう。
しかし、よくニュースにもなりますが、悪用する人がいるのもまた悲しい現実です。
実際、私のところに面談に来られる学生さんからも毎年、いろんな話を聞きます。有料のセミナーに誘われた、高額の就活塾に誘われた、などリードに使用しているのは個人だけでなく、企業ぐるみのところもあります。また人材関係の企業が、キャリアの浅い社員のOJT的に活用しているところも多いです。(それはそれですべてが悪ではありません)

決して、学生さんにとってすべてが無駄になるわけではありませんが、どうしても立場的に弱者になってしまいがちなので注意が必要です。。
(これは実施している私を含めた社会人側も、常に肝に銘じておく必要がありますね)

ただ、OB・OG訪問を行うメリット・デメリットもそうですが、なによりも
OB・OG訪問は、どの方法を使ってもいつからでも始めることができます。
稀に2年生くらいから相談に来られる方もいますが、3年生になってから、興味ある企業などを探していく過程で、活用する手段として頭の中に入れておいてもいいんじゃないかな、と思います。

さいごに

どんなやり方であれ、アクションを早めに起こせば、軌道修正も簡単ですし、試行錯誤できる時間もふんだんにできます。

前述したとおり、早い人は本当に早くから就活を意識して活動されてます。
その中でも、例年だいたい春~6月くらいに来られる人が一番早いと感じます。
そして、一番早くに来られる方と同じ相談を、就活解禁直前(1月~2月末)にされる方もたくさんいます。
この時点で、すでに半年以上ギャップがあるわけです。

もちろん遅くてもまったく問題ない人もいますし、部活や研究などでその時間が取れなかった人もいます。
ただ、準備どころか3年生の年末までに内定をとってしまって就活を終える人もいることを考えると、やはりギリギリになって動きだすとやれることすら限定されてしまうのは、すこしもったいない気がします。

ですので、今回おススメした2つだけでなくとも、時間の合間を見つけて何かしらアクションを起こすだけでも、次に自分が何を行えばいいのか?が明らかになると思います。
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