おでん屋やろうかな?

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ビジネス・マーケティング
〜今回はあなたにとって「いいお店」はみんなにとって「いいお店?」について〜



「おでん屋やってみようかな!原価も低いし、みんな食べるし、需要もあって利益率高いもんね!」
もし、あなたが「なるほどね」と思ったら非常に危険です。(おでん屋はあくまでも例ですのでご理解を)

あなたはおでんを年に何回食べますか?ラーメンとかカレーとかに比べるとはるかに少ないはず。また、おでん業界には強大すぎるお店があります。「コンビニおでん」です。あのコンビニおでんより美味しく作るには相当な技術が必要ですし、コンビニおでんの単価は100円前後なので、あなたのおでん屋の単価を極端に上げることは難しい。また、季節商品なので夏場の売上は格段に落ちます。少し古いデータですが、セブンイレブンでは8月のおでんの売上は冬のピーク時の5%ほど。よほどうまい方法で経営しないと地獄を見るのは明らか。

確かに一見すれば「原価が低い。みんな食べてる。しっている。仕込みも調理もこれならできる」は魅力的だけどちゃんと下調べをしないと痛い目を見る。逆を言えば下調べをしておけば、安易に思いつきのアイディアや事業に飛びついて失敗することはない。以前話した「ハイスペックの罠」でも伝えたけど、あなたにとって「いいお店」はお客様にとって「いいお店」とは限らない。顧客目線で考えて、経営者目線でも考えて、両者の落とし所がビジネスにつながる。


「サービス業である以上、顧客のニーズには向き合い続けなければならない。」



※詳しく聞きたい人は連絡ください。



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