子供の反抗期と親の気持ち。ワンコの寝顔を見ながら書いてみました。

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コラム
おはようございます。今日が休みということもあって、昨晩はお酒を飲みすぎたようです。ワンコに強制的に起こされて散歩に行ってきたのですが、今だに頭がフラフラです(苦笑)。

ワンコにも「ちゃんと歩けよ」みたいな視線を浴びせられて、飼い主の威厳は地に落ちております。

そのワンコですが、お留守番にもようやく慣れてくれたようです。こちらが外出する度に、「おらっちも連れて行ってくれよ」的視線でワンワン泣き続けていたのですが、ここ1ヶ月ほどで落ち着いてきたみたいなんですね。

朝の散歩、朝シャワー、朝ごはん、そしてボールもってこい遊びを30分たっぷりやってあげると、「まあ、そこそこ満足」みたいな顔付きでアルミプレートの上にゴロリ。

ようやく、こちらの出かける支度ができるというわけです。

そして世の中が電気料金でそわそわする中、本当に申し訳ないのですが、僕が外出中の時はエアコンをかけっぱなしで出かけています。理由はただ一つ。ワンコのためなんですね。

ペットを飼っている方にはご理解いただけると思いますが、暑さに弱いですからね、ワンコは。でも、生死に関わることなので、他のところで節電しなくちゃいけないと自戒する毎日です。

ところで最近、お子さんのことで悩むお母さん方が僕の周りで増えています。
僕は親になった経験が全くないので、そのご苦労が判りませんが、心配すればするほど悩みが深くなっていくということが、ワンコのおかげでなんとなくですが判るようになってきました。

そして見返りのない愛情がどれほど大切なのかも理解できたつもりでいます。
とかく人間関係においては、メリットとデメリットを本能的に判断しながら付き合っていくと思いますが、子供や肉親との関係では、そんな判断を必要としないのが特徴なんでしょうね。

何の疑いも無く盲目的に愛して、そして思いやるがゆえに、思い違いや摩擦も生まれるのでしょう。

「どうして親の気持ちが判ってくれないの?」、こんな叫びもあるでしょう。
でも、親でもなく子供でもない僕の立場から見れば、それは無理なことだって思えるんですね。子供にしたら、愛されて当然、気遣ってもらって当然と思っていますから。

それに人生経験があまりにも足りない子供には、自分以外の人の気持ちを察するのが難しいはずです。

だから思春期というものが有って人間関係で悩むんだと思います。

思い返せば、僕の思春期でも悩みのほとんどは対人関係でした。友達のことで精一杯で親のことなんか頭の片隅にもなかったことを思い出しています。

ワンコと違って口答えもするし暴力をふるうこともあるでしょう。時には嫌いになることもあるでしょうが、でもそれは親になった時からの宿命なんでしょうね。

判って欲しいと願うよりも、判ってくれないものとして生活するほうが気が楽になるかもしれません。

思いを判ってくれないけど、でも見守り続けていく。

そんな奇特な自分に酔いしれることがあってもいいんじゃないかと思いますよ。人生は長いです。いつか彼らが親になった時に判ってくれれば御の字だと。

ワンコの寝姿を見ながらつくづくそう思います。そして、そんな事を言いながら見返りを求めている自分はまだまだだなあと思う休日のお昼でした。

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