言葉、言霊をどう使うか

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コラム
皆さんは武田鉄矢さんが出演する
「3年B組金八先生」シリーズを見たことはありますか?

中学校3年生を担任として受け持つ坂本金八が、
中学3年生の家庭や進学、社会情勢に伴い降りかかる悩みに対して、
真摯に向き合っていく姿、子供達が成長していく姿を描いている物語です。

ティーバーというアプリで1999年放送の第5シリーズを見ることができて久しぶりに見ています。

第5シリーズのテーマは、校内暴力、家庭内暴力、引きこもりなど。
教師が暴行されているシーンから始まる衝撃の展開です。
当時は私はまだ小学生で怖くてまともに見られなかったのを覚えています。

言葉の力

久しぶりに拝見し、このドラマの凄さに圧倒されます。
何がすごいか。
金八先生の言葉の力です。
本当に私も授業を受けているような感覚に陥ります。
大変長いセリフですがセリフじゃないんですよね。

武田鉄矢さんももちろんすごいのですが、
脚本家、監督、スタッフ、生徒全ての想いがこの一セリフに乗っかっている。
言葉に魂が乗っているから、心に響く。
それくらい、テレビの前の視聴者に伝えたい思いを感じる。

言葉の由来は、
言(こと)と事(こと)には同じ意味があり、事実と同じ意味をなす重い意味があるということ。
葉は、最初の「端」だったようですが、葉はたくさんある、豊かという意味があるからということで言葉になっただそうです。

そして言霊という言葉もあります。
言葉に内在する霊的な力という意味です。

先日「現実世界は言葉で作られている」という記事を投稿しました。
言葉で世界は作られる。
事実を豊かに表現するのが言葉で、
その言葉で世界は作られ、魂が乗ると言霊になる。

どういう言葉を相手に伝えるか。
いい意味も悪い意味も言葉が人生に与える影響力は凄まじいのです。
ましてや、自分自身に使っている言葉によって魂は変わっていきます。

改めて金八先生を見て、言葉の力を再確認し、
自分たちの世界を作る言葉をどのように相手に伝え、
自分自身に使っていくかを考え大事にしていきたいものです。

最後までご覧いただきありがとうございました。
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