レストランのワンオペ経営について「電話応対について」Vol.12

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ビジネス・マーケティング
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はじめに
はじめまして。
地方で料理人をしています。
特に飲食業界の方向けに、イラスト、漫画を描くサービスを提供しています。
興味がありましたら、覗きに来ていただけると嬉しいです。

数回にわけて、昨今ブームとも言える「ワンオペ経営」についてブログを書かさせていただく予定です。

このブログは、レストランのワンオペについて、そのマニュアルを私なりにまとめたものになります。

今回は「営業時間中にかかってくる電話について」です。
電話応対も重要な業務です。

あなどれない。時間を止める電話

お店にかかってくる電話には、一般のお客さんからかかってくる電話と、営業の電話と、行政などがかかってくる電話があります。
まずは、営業電話についてです。
これは現在、営業電話をしてくる会社は、信用できないので一切受け付けないのがいいです。
もし、あなたのお店と大切なお取引をしてくれる業者さんなら、絶対に忙しいであろうあなたのお店にいきなり電話をかけてきて時間を奪うようなことはしません。
では、どうしたら、電話をとる、とらない、を判断できるでしょうか?
まずは、発信者番号通知サービスをつけることです。
ただ、東京で飲食店をしている場合、困ることがあります。
私は地方で飲食店をやっていますので、番号通知で「03ー」と出ると99%は営業電話なのでとりません。
東京だと業者や、一般の方の会社も「03」から始まるので、判断がつきませんね。
それでも、最近多い「0800」から始まる番号や、「0120」のフリーダイヤルは取らなくてすむようになります。

転送もありだが、お金がかかる

私は、迷惑電話として登録したかったので、電話を転送サービスとして安く借りたスマホに転送して、そこで着信拒否番号で設定したのですが、問題が起こりました。
転送する時点で、電話料金はこちらも払うことになるのです。
普通、電話がかかってきて、それをとらなければ、かけた側の請求になるのですが、転送は違うのです。
毎月の電話代がかさみ、受注もされていないのに、これはまずいとやめました。

AI自動応対、チャットポットなどがある

自動音声でプッシュ形式でお客さんに操作してもらうサービスを使ったことがあります。
これだと一般のお客さんは、注文や、お問い合わせなどもできますし、営業電話はどう処理もできません。
これも問題が起こりました。
県民性かもしれませんが、アナウンスを一切きかないのです。
「めんどくさい!」と思う県民性なのでしょう。
全く機能せず、半年ほどでシステムはやめました。
同様にチャットポット、自動応対も無視して、何回もかけ直すかもしれません。

迷惑電話を登録するビジネスフォンなどを検討する

スマホの転送もお金がかかる。
なので、調べたのが、もう、ガジェットとして絶滅状態にあるビジネスフォンというものです。
あまり種類がないのですが、1000件ほど、電話番号を登録できるようです。
今はそれを購入して、迷惑業者だとわかった番号は「着信音」さえならないようになっているので、かかってきたことさえもわかりません。

留守電話音声サービスを利用する

営業時間中は電話がとれないことが、よくあります。
電話をとれば少なくとも60秒から90秒くらいは時間をとられます。
向こうの質問がいくつかあれば2分以上になることも。
これは10秒単位でお客さんに料理を出している現場では致命的です。
そして、お客さんは、飲食店の問い合わせは
店が混んでいる時にしてくるものだからです。
お昼だったら、一般の方がお昼休みの時(12:00~13:00)店は混んでいます。
会社が終わり外に出て問い合わせる時間(18:00~20:00)店は混んでいます。
もしくはお腹が空いた時に思い出して電話をかけてくるので、この時間帯も混んでいます。
なので、営業時間中の電話をとるのは効率がいいのです。
そういう時は留守電話音声サービスに自分の声を吹き込める電話機(ビジネスフォン、固定電話)があります。
そこに
「ただいま電話に出ることができません。お問い合わせ、お席のご予約の方はホームページのWEB予約をご利用ください」など自由に吹き込んでおくこともできます。
ここまでしているお店はなかなかありません。
どうでしょう?
おわりに
今回は以上です。
電話くらいとればいいじゃん、と思うでしょうが、一回の電話で60秒。10回かかってきたら何分ですか?
その時間を奪われていることになります。
それに、肩と首にかけて電話を取る方法ですが、お客さんには、いいようにみせません。
目の前のお客様、オーダーに集中しましょう。

当方、ココナラ では、「イラスト作成」のサービスを提供しています。
小さい頃、漫画家になりたかったので、「漫画調」のイラストを提供することができます。
お力添えできるようでしたら、これ以上にない喜びであります。

それでは失礼します。



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