【人生の棚卸】

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学び
『棚卸』とは
企業の店舗や倉庫内にある商品や材料などの在庫が
どれくらい残っているかを確認する作業のことです。

在庫に所有する未販売の商品や
ストックしている材料などの数量や品質も評価し
その価値を算出する作業も棚卸に含まれます。

企業の資産としての商品や材料を棚卸を行うことで
帳簿や会計システム上の理論上の在庫数との差異を確認し
差異があれば原因を調査する必要があります。

企業の資産価値というものは
売上や利益や経費など
表側の見える数字だけではなく
抱えている在庫や材料・資源などの
パッと見では隠れている裏側の数字も
お金と同等の「企業の財産」です。

まだお金になっていないアイテムを
金額として「可視化」させ

企業の実態と正確な資産を把握するために
『棚卸』は重要な位置付けにあります。

これはそのまま『人生』にも応用される考え方です。

すなわち企業にとっての
「商品」や「材料」「資源」などは
人にとっては
「体験」「経験」「価値観」「考え方」と
等しく考えることが可能ではないでしょうか。

これまで体験してきたこと
経験してきたことに対して

どのように感じ
どのように考え
どのようなカタチで
今現在の自分の中で生きているのか。

今の自分自身を構成しているものは
すべて過去の『想い出』です。

今の自分自身の言動の起源をたどると
過去の体験や経験
すなわち『想い出』に動かされていることが多い。

自分の人生を振り返り『想い出』を整理すること。

倉庫の商品や資材を確認していくように
自分のココロのなかの出来事を整理し
自分自身を改めて確認すること
『人生の棚卸』です。

『人生の棚卸』をしていく過程のなかで
自分自身の理想や価値観や考え方などが
どのように身に付いてきたのかを
明確に正確に分析することで
今後の「生きかた」を見直すこと
僕が『終活』において
一番大切にしているコンセプトです。

新しい『終活』のカタチとしての【創活】と
呼んでいる考え方です。

そしてこの考え方は
従来の『終活』とは
少し異なるアプローチをかけていきます。

自分がいなくなった後の世界に
想いを託すことよりも
『自分を知ること』
『充実した人生を送ること』に重きを置きながら
【人生を創る】ことを重要視しています。

いわゆる『エンディングノート』は
≪人生の設計図≫として
【クリエイティングノート】と名付け
『想い出』と「ココロ」の整理を行いながら
未来を創っていくための準備をします。

その過程を踏むことで自ずと
『老い支度』が進み
人生の終末期の準備に取り掛かることが可能です。

『終活』の取り組み方がわからないために
人生のプランニングに後ろ向きであったり

将来に対して

漠然と抱えている不安ごと・心配ごと
『人生を創る』というプロセスを
『終活』に取り入れることで解消され
「生きかた」が劇的に変わります。
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