帰国生受験のポイント②

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②「評価する側の視点」を持つ。
 面接であれ、論文であれ、プレゼンテーションの場である以上、「私を入れた方がいいですよ。その方がお得ですよ」という気持ちを持って臨むべきですが、常に必要なのは「自己の客観評価」であり、「評価する側の視点」を持つことです。具体的には「自分が試験官・採用担当者だったらこの人を採りたいか」という観点を持つことであり、「自分の小論文を読んだ場合、あるいは自分が自分を面接した場合、果たして合格を出すだろうか」ということです。そのためには「自己分析」「自己認識」を深めざるを得ず、これなくして表面的な仕上げ(文章表記の基本ルール、面接の基本ルールの確認・徹底)だけしていても(これは受験生である以上、「出来て当然」のレベルです)、何のインパクトも生まれてきません(そこそこの小論文、無難な面接で終わってしまいます)。小論文作成や面接練習をいくら繰り返してもなかなか伸びないケースは、この視点が欠けている場合が多いのです。結局、自分が語る一言が、それを読んだり聞いたりしている相手の心にどのような波紋をもたらすか、客観的に把握できるようにならなければないのであり、「相手の目に自分はどう映るか」を知らずして、「人の心をつかむ」ことはできないのです。逆に小論文や面接の訓練を通じて、自己表現が上手になってくると、あらゆる人間関係に自信がついてきます。
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