温活③

記事
コラム
寒いところに住んでいる方、寒いところに行かれる方、
そうでない方も。寒い季節は温活をおススメします。

温活の極意♪
①筋肉をつけて血流UP!
②平熱を上げて免疫力UP!
③体を温める食べ物を食べよう
④重ね着で暖かく
⑤毎日の入浴で温度調節機能を高める

温活第3回は、体を温める食べ物についてのお話です。

朝食を食べよう!
朝は一日の中でも、最も体温が低くなっているので体温を上げるために朝食を食べて体温を上げたり、時間がある人は散歩するのも良いですね。

1、漢方
漢方は、陽性と陰性に分けて考えます。

ー陽性の食べ物ー
にんじん、しょうが、かぼちゃ、れんこん、ゴボウ、玄米、黒豆、みぞ、納豆、醤油、りんごなど。陽性の食べ物は体をあたためます。
寒い地域で作られている食べ物も体をあたためるといわれます。
主に、水分が少ない野菜や製造工程で発酵させる食品です。黒豆茶などは体を温めるといわれています。緑茶はカテキンが入っているので、悪くはないのですが、意外と体を冷やすのであまり何杯も飲まない方がよいです。
黒豆茶を煮出してポットにいれて、クコの実や陳皮などを入れておいて飲むようにしてもいいですね。
紅茶にしょうがをいれたりするのもおススメです。好みではちみつなどを入れて甘くしても。

ー陰性の食べ物ー
体を冷やすので、夏に食べると良いといわれています。季節の旬のものは理にかなっているのですね。トマト、レタス、きゅうりなどサラダにする野菜は夏に食べるとよいですね。飲み物では、コーヒーやカフェインが入っている飲み物は体を冷やすといいます。たくさん飲みすぎないように(^^)

やさい.jpg


2、アーユルベーダ(インド・スリランカの医学)

アーユルベーダでは、性質(ドゥーシャ)の状態により食べるものを選ぶと良いといわれています。

ドーシャは、一般的には専門医による診察で決まりますが、

・ヴァータ(冷性・乾燥・軽い)
・ピッタ(熱性・鋭い・軽い)
・カパ(冷性・油性・重い)

という3つの性質に分類されています。
アーユルヴェーダでは、ドーシャ、3つの性質のバランスがとれていると最も良好と考えます。
ヴァータの人でもピッタやカパの性質がないわけではなく、バランスがヴァータに偏っていると考えます。(ヴァータだけの人もいます。)
ピッタやカパの人も同じです。

ヴァータの人は、やせ形で冷えやすい傾向があるようです。ピッタの人は、冷えやすいというより、どちらかというと暑がりです。でもバランスが崩れたりすることもあるので、油断は禁物です。カパ体質の人も、冷える傾向があります。

インドではスパイスやハーブを利用した料理が多いので、特にスパイスは体を温める効果があるものが多いため、冷性のヴァータ・カパ体質の方には特にとりいれるとよいとされています。

たかがスパイスと侮る勿れ!されどスパイス!


spices &harbs.jpg

アーユルベーダでは体調がすぐれない時は、ドーシャが偏っているため、そのドーシャが下がる食材を取り入れるとよいと考えます。
スパイスを使って、増えすぎたドーシャを減らし、体のバランスを整えることも治療のひとつです。
スパイスの効能により、各々の体調によってうまく使いわけて、料理を作ります。

ターメリック→消化促進、血液浄化・温める、抗菌作用(カパをさげる)
クローブ→消化促進、咳、風邪、温める(ヴァータ・カパをさげる)
ジンジャー→消化促進、発汗、鎮痛、月経痛緩和、腸内ガス(ヴァータ・カパをさげる)
カルダモン→消化促進、興奮作用、発汗、咳(ヴァータ・カパをさげる)
シナモン→消化促進、利尿作用、血液浄化(ヴァータ・カパをさげる)
コショウ→消化促進、毒素破壊、代謝促進(ヴァータ・カパをさげる)

インドの医学なので、ほとんどカレーなどに使うスパイスですが、カルダモンはパンやクッキーに入れることも。クローブは日本では、ハンバーグにもよく使われます。ほとんどが冷性のヴァータとカパをさげる作用があるようです。インドの医学でも、冷えは体によくないと考えるのでしょうね。

ただ、ドーシャがわからないので専門的なところを探して、調べてもらわなくてはいけないです・・・

普段使いできないようなのもありますので、日本で手に入りやすい黒豆茶を飲んだり、根菜類を食べることやコーヒーをひかえたりお白湯を飲んだりすることも胃腸によいので、寒い間は、黒豆茶に変えてもよいですね。

それでは遊びに来ていただいてありがとうございました!

次回は「重ね着をして暖かくしよう!」です。

少し若いBTSで「Dynamite」をどうぞ☆
ホビたんがやけに若く見えるところが見どころです♪







サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す