テニスって科学的。

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先日、職場の仲間に「テニスをしよう」と誘われたもので、一緒にプレーしてきたんですね。

といっても、一緒にプレーをしたのは割と短時間で、多くの時間は私がコーチとなってボール出しをしたんですが(笑)
まぁ元々教えたりするのは好きなので全然いいんですけどね。

その時に、私なりに色々とアドバイスをしたりしていたら、一人の同僚が
「随分と科学的な事を言うんだね。」
と言ってきた訳です。

で、「いやいや、そもそもテニスってめっちゃ科学的ですよ」って話をしたんです。

だってテニスに限ったことじゃありませんが、スポーツって体を動かしてパフォーマンスをする訳で、そこには運動生理学的な要素、運動方法学的な要素、メンタル面での話になれば心理学的な話にもなるし…

まぁ高校の科目で言うなら物理とか生物とか数学とか?それを教えるとなったら国語ももちろん必要になるし…それらをトータルで考えた時にテニス(スポーツ)って、めっちゃ科学的なんですね。

よく運動やスポーツって、『気合いだ!』とか『根性だ!』とか言われたり、“脳ミソまで筋肉で出来てる”って意味で『脳筋』とかいう言葉もあるくらいで、言わば筋肉と根性があれば何とかなるって感じに言われちゃう事があるのは否めません。
(確かにそれらの要素は少なからず必要ですしね笑)

でも、スポーツに取り組む上で必要となる土台としての『筋肉』や、『気合い・根性』は不可欠だとして…

パフォーマンスを向上させる為には
「体をどう動かす事がパワーを出す事に繋がる」とか
「どんな動きがスタミナの消費を防ぐ」とか
「どんな考え方をする事がメンタルの状態を健全に保つか」とか…
そういう科学的な要素にしっかりと向き合って、それを“心”と“体”の両方を使って表現するかが大切になるんですよね。

正直昔は「気合いだ!」とか「根性が足りん!」みたいな精神論がまかり通ったかもしれませんが、それはその指導者が科学的に説明できるだけのスキルがなく、精神論で相手を言いくるめていただけの話な気がします。

実はキチンと科学的に突き詰めていけば、色んなウィークポイントにキチンとした理由があったりします。

そのポイントを的確に見抜いてアドバイス出来れば、今までの悩みが嘘だったかのように改善する事だって全然あります。
実際私に「随分と科学的な…」と言ってきた同僚は、自信の無かったセカンドサーブが見違えるように改善し、気持ちよく帰っていかれました(笑)

もちろん指導する側の洞察力、表現力も必要です。
それと同時に指導を受ける側の理解力、理解した事の継続力もとても大切です。それらをうまく調和させる事ができたなら…きっと素敵なスポーツライフが待ってます。

そんな誰かの素敵なスポーツライフの構築のお手伝いが出来ればな…って思ってます。


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