ジョージア国ライフ ~トビリシ空港編 part2

記事
エンタメ・趣味

ジョージア空港事情【in トビリシ空港】

トビリシ空港の洗礼を受けて、その際の経験と、それに基づいた私なりの注意点を前記事で書きました。ここからは、実際に白タクのおじさんとのやり取りと、その後空港から初めてbolt を呼んだ感想などを書きます。海外どころか、日本でもタクシーアプリ(ウーバーとかですね)を使ったことがなかったので、客引き対応よりそっちの方がドキドキでした(笑)。

注意点4、空港で休む場所が、カフェ一択問題。

私はまだ暗い4:30頃に到着したので、元々空港でちょっとゆっくり時間をつぶしたいなーと思っていました。どの交通手段で中心部に向かうにしても、早すぎて店もやってないだろうし…と思ったので。

実はこの時、自分の中でバスかタクシーかというのも決まってなかった…というか、悩んでいたんですね。急いでないし、安いし、少し待てば来るし、バスもありかなー、と(もちろん現金が使えない可能性なんて考えていませんでした)。

ちなみに、空港でゆっくりする場所についてなのですが…普通の空港には到着フロアにあるであろう、椅子的なものが一切ありません。ジョージアミステリー…。なので空港でゆっくりしようと思ったら唯一あるカフェ一択。しかもめっちゃ高い…。どれくらい高いかと言うと、一番安い水が日本円で350円…日本の空港どころか、ディズニーランドより高い…という感想が真っ先に浮かびましたが、座るためには仕方ない…。

350円の水を飲みつつバス、simカードをセッティングして、どちらにしても今後使うし、ということで、とりあえずboltアプリを登録しました。
※ジョージア国でのタクシー二大アプリは、bolt(ボルト)とyandex(ヤンデックス)です。ちなみにboltの方が値段が少し高い分、評価も高いとのことだったので、私はboltを登録しましたが、yandexも特に変わらないという人の意見も後から聞きました。

宿の近くまで行ってそこでカフェを探すか…バスかタクシーアプリか、どっちで行こうかな…とゆるゆる調べていたら、最初は8割くらい埋まってた席も、気づくと私ともう1人くらいしかいなくなっていました。2時間くらいで、その最後の1人もいなくなっちゃって、もうお店の人も朝の掃除をし始めてしまって、なかなか居づらい雰囲気になりつつありました。

注意点4、タクシー客引き問題。~実録、1対1の攻防戦~

そのタイミングを見計らったかのように、なんとタクシードライバーがお店の中にまで来て、私への交渉を開始。休む場所がカフェ一択なことが問題ではなく、客引きが入ってくるカフェってことが問題じゃん…という。350円には客引きを追い払う分は入ってないんだ…というむなしさ。そのお手すきの店員さんたち3人は笑顔で行く末を見守ってくれたのでね。これはガン無視すればよかったのかな…とも途中で思いましたが、一言答えてしまったので、私もGoogle翻訳を駆使して最後までお付き合いしました(笑)。

ドライバー「タクシー?」
「No」
ここからは、ジョージア語とGoogle 翻訳でアタックされました。全く分からないって分かるだろうにジョージア語で押してくるので、ジョージア語の部分は彼の表情とジェスチャーから意訳します(笑)。

ドライバー「宿まで送ってあげるよ。宿はどこか教えて」
「教えたくない」
ドライバー「いいじゃん教えるくらい(宿はどこか、場所を地図で指さすように言われる)」
「(適当に指差して )ここ」
ドライバー「ここなら〇〇ラリだよ」(←ラリはジョージア国の通貨単位)
「チェックインの時間午後だから」
ドライバー「ココで(地図上の観光スポットを示しながら)遊んで時間潰しなよ。ココなら宿から近いよ!」
「遊ぶ気分じゃない。疲れてるから。」
ドライバー「ほら!ここ良いでしょ?(YouTubeでトビリシの観光地のPR動画みたいなの見せられる)ココで(地図観光スポットを示しながら)遊んで時間潰しなよ~」
「今マジで疲れてるから、行く気分じゃないから」
ドライバー「疲れてるんだったらこの近くのカフェで休んで(カフェの画像・を見せられる)、宿に行けばいいよ。そこまで送ってあげるよ、400ラリだよ」
(2023/04時点で1ラリ=6円)
「カフェも好きじゃないし、観光地にも行きたくないし、とにかく私はboltで行きますから!!!」

と宣言し、とりあえずまたトイレに駆け込み、トイレの中で「bolt って言っちゃったのに、もしバスで行くとしたらバス停で待っている間も絡まれるかも…」と思って、バスはこのときに選択肢から消えました(笑)。


注意点5、初めてのbolt どうすれば問題。

タクシーをアプリで呼ぶっていうのが初めてすぎて、これであってるのかな…と不安すぎて、何回も途中までやっては、最初からやって確認…みたいなことを繰り返して、3回目ぐらいにやっと、確定ボタンを押しました。

呼んだらもう、「あと7分で行きます」みたいな表示が出てきたので、焦りながらトイレから出ました(笑)。そこからは、めでたく決定したbolt ドライバーによる挨拶から始まり「今半分ぐらいまで来たよ!」「バス停で待っててね!」 「〇分でで着くよ!」みたいな、こまめなショートメッセージ(英語)がバンバン来て、どうしよう…これは返信すべきななの…?と、一人であわあわしながら、歩きスマホでバス停に向かいました。(←歩きスマホダメです!そして結局バス停に向かうという…笑)

なんか何も返さないのが申し訳なくなるぐらい、たくさんSMSが来たので、せめてもと思って、自分のスーツケースの特徴をを送りました。そしたら「What?」って即レスがきたから伝わらなかったのかな…(笑)。

ちなみに、その待ち合わせ場所のバス停まで行く途中も、さっきとは別のタクシードライバーからのお誘いがありました。さっき散々お話した経験を活かして、「待ち合わせしてるから~」と言って軽く回避。

まとめ:出国後のトビリシ空港に2時間以上滞在はリスキーかも。

トビリシ空港に到着して、出国手続きから数時間滞在っていうのは、なかなかトラップが潜んでるかもしれないですね(笑)。早朝着っていうのもあったかもしれないですけど、地元民も観光客も到着フロアーに留まらず、すぐ出てっちゃうので…。メイン空港とはいえ、出発、到着時間に合わせて動く空港という印象です。

到着時間にはすごい賑わうけど、出国エリアで1時間ぐらい経つともう本当にガラガラでした。外国人で大きい荷物持ってると間違いなく悪目立ちしちゃうんだろうなぁと思います。早朝だから治安が悪いとか、そういうのではないのですが、スムーズに空港を出るには、客引きをかわし、simカードを購入したら即アプリでタクシーを呼んで、極力空港滞在時間を減らすことが面倒ごとに巻き込まれない対策になるかなと思います。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す