業務歴20年の行政書士がライターの仕事もしている理由

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法律・税務・士業全般
初めまして。紫黒檀(法律資格系ライター)です。

士業のカテゴリーに投稿するのは初めてなので、簡単に自己紹介します。
本業については、プロフィールにあるとおりです。
いつの間にか、業務歴20年です。登録した時は、こんなに長く、行政書士をやっているとは思いませんでした。

私は、行政書士をやる傍ら、ライターの仕事もしています。
なんで行政書士が、ライターをやっているのかと疑問に思う方もいるかもしれませんね。

私の場合、行政書士の仕事とライターの仕事は切り離せない関係にあります。

例えば、工務店から建設業関係の仕事を受けた際に、ホームページやブログがあるなら、何か記事を書きますよ。とさりげなく、営業する。
それで、仕事を頂ければ、そのお客様との関係を維持しやすくなる。
そう言う意図で、ライターの仕事をしているのが、一つの理由です。
ホームページやブログ以外にも、チラシの文案を一緒に考えるようなこともしています。

それからもう一つは、本業で必要な知識を得られるからと言う理由があげられます。
例えば、民法。私が合格した時は、もちろん、旧債権法の時代です。
この記事をご覧になっている方はご存じだと思いますが、令和2年(2020年)4月1日に、現行の債権法が施行されて、大きく変わりました。
当然、私たちも、民法を一から勉強し直さなければならなかったわけですね。

ちょうどその前後に、私は、改正債権法の基本書、テキスト、問題集などを執筆してほしいという依頼をライターとして受けていました。
ライターとして執筆するにあたっては、当然、改正債権法のことを完璧に熟知していなければならないわけですね。
執筆する前に猛勉強する。もちろん、司法試験レベルの勉強です。
そして、得た知識を基に、基本書、テキスト、問題集を執筆する。
書けば書くほど、私の知識も整理されて、強固なものになります。
専門書を黙読するよりも、書いた方が、理解が深まりますし、記憶の定着度も違うんですね。

本業で必要な知識、しかも、深い知識が得られる。おまけに、報酬まで頂ける。
一石二鳥なんですね。
換言すれば、「勉強しながらお金がもらえる」のがライターの仕事のうまみとも言えるわけです。
そして、得た知識は、本業の行政書士の業務で活用できることは言うまでもありません。

そう言うわけで、私の場合、行政書士の本業とライターの仕事は完全にリンクしていて、車の両輪のようなものになっています。
どちらの仕事も、欠かすことができないものになっているわけです。

ライターとして書いてきた書籍や記事は、多すぎて、いちいち、列記することはできません。数百件くらいでしょうか。
民法だけでなくて、行政書士の業務範囲の建設業法、行政法、その他諸々の書籍や記事を書いてきました。

本来、行政書士の業務ではない法律の書籍や記事も書いています。
例えば、民事訴訟法の書籍や記事も書いていました。
民事訴訟法の依頼が来た時は、
「私、行政書士ですけど、いいんですか? 」
「弁護士より、あなたの方が文章が分かりやすいし、うまいから。ゴーストでお願い」
と編集長におっしゃっていただきました。
ゴーストでもありがたいですよ。
私も勉強になるわけですから。

そういうわけで、ココナラでは、ライターの仕事を主に受けていきたいと考えています。

行政書士の業務歴20年ですが、私は、行政書士会のお偉いさんとかではないので、どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

同業者の方や隣接士業の方からのご相談もお受けしています。困ったことがあれば、ご相談くださいね。


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