今世で再会できないかも知れないサイレント

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こんにちは。

一条せいらです。

前回はランナーにさられてしまったチェイサー側がサイレント期間にしなければならないカリキュラムについてお話ししました。

今回は、争いが絶えず、お互いがお互いに憎しみ合って別れてしまったサイレントについてです。

どんな恋人同士でも100%満足、と言う関係性はまずなくて、何かしら不平不満は大小あるものです。

完璧な人はいませんし、神や仏の様な無条件の愛を他者へ向けられる人も基本的におらず、私達は不完全だから人間として地球に降りているのです。

お互いの欠点を赦し合い譲歩したり受容したりしながら私達は成長するわけですが、恋愛は特にここの学びが大きくなります。

ツインレイはもう1人の自分なので、相手は100%自分の鏡でもあると言う法則と、陰陽一対の原則の下、相手は自分とは真逆な所を持っていると言う法則があります。

この2つの法則の特性により、相手へ対して異様なまでの憎悪を感じてしまう事が多々あります。

相手の嫌な所がどうしても許せない、と言う感情に苦しみます。

相手=自分なので、相手を憎む時、無意識下で自分自身を憎んでいるのですがこれが堪えます。

ネガティブな想いを相手へ向ければ向けるほど、自分自身を攻撃しているのです。

また、誰にでも「自己否定」や「自己嫌悪」は潜在意識下で多く持っておりますが、これもまた、自分が嫌い=相手が嫌い、の図式が発動する事になるので、
自己否定感を感じる度に、相手を否定しネガティブな想念を送ってしまっているのです。

ツインレイ同士は潜在意識下でも強く繋がっていますので(どの関係性も潜在意識では繋がっていますがツインレイ同士は特に伝達された想念を顕在意識でキャッチしやすくなります)、
自己否定は相手へ嫌いを伝達している事になってしまうのです。

つまり、まだ未熟な私達には皆、自己否定も他者批判も多く持っていますので、どちらの感情も相手と自分を酷する事となり、雪だるま式にネガティブな想いをお互いがお互いに抱いてしまい疲弊します。

常に「嫌い、憎い」を言い合っている様な2人がうまくわけありませんよね。

こんな状態では当然2人での統合の学びに入る事が出来ませんので、サイレントが訪れます。

ランナー・チェイサー型サイレントとは違い、両者が疲弊するまで憎みあって別れるので、大きく喪失感はあるものの、
「一生関わりたくない」と言う感情を両者が抱く場合が多いです。

憎しみ合い別れるケースですが、

実はこのケースにも「依存心」が隠れキーワードとなっています。

なぜなら、このケースの学びで必要な事は相手=自分への「受容」となりますが、そもそも相手へ(自分への)の否定や嫌悪の奥には「依存心」があるのです。

「真の幸せは自己の中にしか存在しない」と言う真理を腑に落とせていないと、自分にとって都合の良い言動しか受け入れる事が出来ないからです。

すなわち、自分の幸せを相手の言動に預けている=依存心です。

また自己否定感も、〇〇な所があるから自分を認められない=無条件に自分を認める事ができない=自分の価値を何かしらの状態や出来事に預けている=依存心です。

真の幸せは、無条件で成り立つもので、何かが揃っていないと成立しないなんて事はないのです。

全ては自分自身の心、中で得られる事なのです。

ですから、条件付きの幸せは、何かしらに依存している状態と言えますね。

この依存心を根まで克服できた時、人は初めて自分や他者を認める事ができ、受容できる様になるのですね。

本当の意味での受容を自他に出来るレベルの波動域になった時、サイレントが明けて2人は再会致します。

かなりハードルの高い学びです。

私もまだまだです。

今世で再会できない2人も多いかも知れません。

しかしツインレイは無条件の愛を学ぶツールです。

この無条件の愛を今世で肉体がある内に体現できるのなら、それは何よりも素晴らしい体験となるはずです。












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