自殺予防週間 最終日

前の日曜日から自殺予防週間と言われる1週間が始まりました。

その自殺予防週間が本日9/16で幕を閉じます。

私はココナラでは特に何も言っていませんでしたが、他でこの週間に関する事に触れていましたし、世の子供達の事も考えていました。

正直、今日までの1週間がこういう名が付いていますが毎週が自殺予防週間で良いですよね…。

調べによると「自殺について誤解や偏見をなくし、正しい知識を普及啓発する期間。国や地方公共団体が連携して、毎年9月10日から1週間、啓発活動を強力に推進している。」との事でこの1週間に限りこの名が設定されているようです。

活動もこう言った内容以外にも積極的にする必要があるのはもちろんですし、実際にあまり知らせていないだけで動いている人達もおられると思うので、実際のところ毎週が自殺予防週間ですね。

そもそもこの名前的に活動とか関係なく毎週付いていて良い名前ですね。

調べていて気付いたのですが、90年代後半から自殺者年間3万人の時代が始まったのは前から知っていましたが具体的に何年から始まったかは1998年からだそうですね。

1998年は私が生まれた年、そして今年で25年。25年間自殺者3万人の時代が続いているとの事になります。

私が生まれた年に始まり、その私も自殺志願の経験者1人に入っている事は縁を感じるというか運命を感じるというか…。

何たる偶然。

このブログを書いている最中にふと気になった事がありたった今調べました。

今の若者（私も若いですが）は知らない人も多いと思われる1人のアイドル、80年代に壮大な人気を博した岡田有希子というアイドルが1986年に原因不明の自殺をした。

この自殺により、多くの岡田有希子さんのファンが後を追って自殺するという人が大量に存在しました。

この現象の名を"ユッコシンドローム"と呼び、特に19歳以下の後追い自殺が多い事からこの年の未成年者の自殺者人数は802人。

前年の85年の自殺者は557人、逆に翌年の87年の自殺者は577人（こちらも未成年者のみで数えています）。

86年はこのように80年代当時としては珍しいぐらいの未成年者の自殺者の多さを記憶しました。それだけ岡田有希子さんの自殺の影響は世間には大きかった訳です。

86年の年齢を問わない全体的な自殺者数は分かりませんが、もし毎年3万人の自殺者が存在する今の時代に岡田有希子さんが現在の若手アイドルとして大ブレイクしてこの事件が発生していたら、もっととんでもない人数になっていたと私は想像しています。

考えるだけで恐ろしいですね…。

実は昨日で私は正式に前職を退職してから1年が経過しました。去年の今から2週間後ぐらいにまた家庭内のトラブルにより長きに渡る体調不良を発症。

そこから以前より世の中をもっと深く見るようになり、この社会の闇がどんなに深いものかもより強く実感しました。

自殺する人が抱えていた重さ、自殺者の多い現実の重さも以前の倍かそれ以上に知りました。

SOSを出せない子供達の心理。また、SOSサインを出してもそれに気付かない大人達の非力さ。

子供の言動を甘く見てはいけない事もこの1年で深く頭に入りました。

私も学生時代、いや、前職時代にも口に出せないSOSを何か行動を起こす事、自然に体に出てきた症状で表す事を何度もしました。その度に周囲の大人達に責められましたが、本当に甘かったのはSOSだと考えもせず一方的に責める事に走った大人達の方だったと今ではもうはっきり言えます。

SOSを出せないのも日本は出させないという圧を掛けているから。勇気を振り絞って出しても"それぐらい何？""それはお前がこうだからそうなるんだ"など、返って余計傷付くような事を言われる二次的被害に遭う子供（当然大人も）は世の中に山のように居ます。

岡田有希子さんも自殺した理由が不明ですが、もしかしたら"助けて"を言えない圧で黙っていたり行動で何かしらのSOSサインのアクションを起こしていたかもしれませんね…。

時代も時代だったので我慢するのが当たり前だったから言えなかったのもあるかもしれません。

だとしたら、当時は既に根性論の時代の終わりが動き出していた可能性もありますね。

ちなみに岡田有希子さんを知らない方々に警告として申しますが、

見てはいけないものを見てしまうので岡田有希子さんの画像検索は絶対にしないでください！見ると絶対後悔します！（興味本位で見ると尚の事後悔します！）

大事な事なのでもう1度言います。

絶対に岡田有希子さんの画像検索は控えてください！！

話を戻して、子供の言動には意味があると深い目で見るべきですね。

私なんかは本当に過去の経験からも子供のする事に細心の注意をしたいと本当に思っております。

実は過去に大人達に傷付けられた心の痛み（トラウマ）のケアを丁度この自殺予防週間中に始めました。

カウンセラーは自分に余裕がないとやれない仕事なので、しっかりケアしていきたいと思います。

それに伴い、電話相談のサービスはしばらく停止致します。予めご了承ください。

（※トークでのご相談はまだ自分にとってもやりやすいので引き続きサービス利用可能の状態にします）

それともう1つ。

今後、月に1回はココナラブログの更新をしたいと考えております。

重苦しい記事が多めなのでたまには雑記のような記事も書こうと思います。

あ、次の記事が雑記かは分かりませんよ笑

何だか自殺予防週間の記事を書くつもりが途中から予防週間と言うよりも自殺そのものの話になってしまいました。

25年も続いている自殺者数3万人の時代がどうやったら終わるか、どうしたら少しでも自ら命を絶つ人の数を減らせるか、もっと真剣に考えていく必要がある事を最後に申し上げてこの記事は終わります。

当然私も考えていきます。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました！