二つに一つという考え方になってませんか?

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今回の記事は二元論思考のみの価値観を用いた考え方に気を付けましょうという趣旨で書いています。


皆さんは二つに一つという考え方をよく見聞きしたり、自分が物事を考えるときによく活用していると思います。

これを二元論思考と言います。

対立させるような考え方です。
二つの分類、二つのカテゴリーに分けることでそのどちらか一方を選ぶ傾向がある思考方法のことを指します。

【例】
・善/悪
・正義/不正義
・成功/失敗など...


物事を判断するときに

二つの対立する概念を用いて世界を単純化し判断する傾向はありませんか?

二元論思考は複雑な問題や状況を単純化するために役立つ場合がありますが、
それによって重要な情報を見落とす可能性があることも同時に考えなければなりません。


また、現実世界は多様で複雑であり単純な二元論的なカテゴリーに分類することが難しいことも多いです。


自分で分析をし多角的な視点を持ち、状況や問題を全体的に理解するためには二元論思考のみに頼らず、より複雑な概念や考え方が無いか自分自身に問いかける必要がある”場合”があります。

ではより複雑な概念や考え方を身につけるには、どのような方法があるでしょうか?


複雑な概念や考え方とは?

複雑な概念や考え方を身に着けるには多様な情報源を収集しそこから学ぶことです。

つまり1つの情報源に頼るのではなく複数の情報源から多様な視点を取り入れることが重要です。

特に今の時代はSNSで刺激的な情報をすぐ目にすることができますので、自分に合っている意見などを見ると、また同じような意見が目に留まり自分勝手に「自分は知っている」「世の中と合っている」という気持ちになりがちです。
※カラーバス効果

しかし様々な情報源を集め、自分自身で情報を分析し考えを深めることと、集めた情報源の中から学び”自分の基準を定めることが大切”です。


二元論思考でストレスを感じているかもしれない場合は?

この二元論思考でストレスを感じているかもしれない場合は、前項でお伝えしたような考え方もあるんだ。

ということをまずは知り、直感的な反応で身の回りの出来事を判断するのではなく少しずつ二元論思考、二つの対立する考え方から脱却することで、この身の回りで起きた出来事などから受けるストレスを軽減することができます。

また脱却に向けて取り組む場合は論理的思考を少しずつ身に付けられると良いです。

ただ論理的思考って表現はとっつきにくいしなんかわかりずらいのでここでは

論理的思考=感情的にならずに世の中には色んな考え方があるんだな。と冷静に自分の頭で考えることができる力

ってことにしましょう。
ちょっと長いですが...w

例として人間関係は非常に複雑です。
学校や職場、サークル活動や習い事など多種多様な人間がいる空間は特に複雑怪奇です。

このような空間でみんな一度は多数決を取るという経験をしたことがあると思います。もしくは自分が参加していなくても見たことがあると思います。

多数決は別にいいんです。ただ、
多数決=正しい
ではないということを意識することで論理的思考が鍛えられます。

多数決でも正しくないこともあれば、ちょっと正しいこともあれば、途中で少数派に寝返る人もいれば、という感じで結局は自分の意思、考え方はあるのか?

という事に気付いていることが重要です。

この「感情的にならずに世の中には色んな考え方があるんだな。と冷静に自分の頭で考えることができる力」を身に着けられると自分にとって非常に過ごしやすい環境を作ることができます。

つまるところ生きる上でのストレスの種を小さくできる、可能性のあるスキルになるのでこの記事を読んでいただけているなら頭の片隅に入れておけばストレスを上手に回避できるかもしれません。


こういった考え方を身に付けようと意識し、問題の要素を分解することでより具体的なアプローチ方法や人生の過ごし方などを見つけることができます。


また他にも論理的思考を鍛えるために人との対話や議論を活用することで異なる視点を持つ人々から、自分には無い新たなアイデアや考えを学ぶことができます。

これは自問自答を繰り返すより、深い理解を得られるかもしれません。

以上のように、複雑な概念や考え方を身につけるためには、自分自身の認知概念に気づき、多様な情報源から学び、論理的な思考を身に着け、反対との対話や議論を活用するすることが大切です。

次回は関わりたくない人との過ごし方についてです。

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