第78回 9月祐気取り(西…山梨県)①‐1

記事
占い
 本日は、JR中央本線の特急電車「あずさ」に乗車・訪問した山梨県甲府市の神社参拝の話となります。加えまして、温泉・宿泊等も混ぜた兌宮(西方位)の開運を図る旅となりました。

①酒折宮 御祭神:日本武尊
 JR「甲府駅」から、東京寄りに一駅戻る「酒折駅」に鎮座します。徒歩5分と掛からない駅近に位置しますが、緑に囲まれた静かな神社と言うイメージです。ちなみに、大正5年に火災で焼失し、昭和17年に竣工された社殿です。

酒折宮.jpg

 この神社の御由緒として、山梨県に於ける神社で唯一、「古事記」や「日本書紀」に記述がある、非常に歴史を持つ古い神社です。今から二千年近くも前のご鎮座には、ただただ脱帽するばかり…と言えましょう。

酒折宮跡.jpg

 連歌発祥の地とされ、日本武尊が東夷征伐の帰りに「酒折宮」に立ち寄り、片歌で問い掛けたところ、御火焚(火の番をしていた老人)からの片歌での返しがあり、いわゆる、連歌と言われるものが成立したことから、日本における連歌の起源と言われているようです。

連歌の碑.jpg


②愛宕神社 御祭神:火之迦具土神・建御名方命・日本武尊
 小高くなった山(愛宕山)に鎮座します。甲府城に深い関わりを持つ神社で、甲府城の鬼門除けの守護神とされました。

愛宕神社参道.jpg

愛宕神社.jpg

 社務所に神職様がご不在のため、御朱印の拝受を断念しました。翌日、再訪問しまして、無事、拝受できました。その節、宮司様より、甲府城と愛宕神社の関係や昔の方が方角や位置、距離を測っていた技術等、丁寧にお話しして頂けました。勉強になりますし、ありがたいばかりです。

甲府城.jpg
★中央やや左寄りが甲府城跡ですが、高さが揃っているのです…(汗)

 昔の方が方角や位置、高さなどを測る道具を持ち備えていなかったと思いますが、水や桶、火(ロウソク)等を用いて、ほぼほぼ狂うことなく測ることができたそうです。宮司様が、昔の人がどうやって高さや位置を計測していたか?と小学生に質問したところ、「レーザーです。」と答えたと宮司様が笑っていました。大人の私でも知りませんでしたから、致し方ないところでしょう…(笑)。昔の方の知恵って、凄いと思います。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す