本日の日盤吉方取りは、西南方位となる東京都港区に鎮座します神社4社の参拝となりますが、前編として、参拝2社分を投稿します。「愛宕神社」につきましては、歴史上に名を馳せた人物もいます。いわゆる、「出世の石段」があり、実際に、自分の足で昇り降りすることも目的の一つでもあります。
①虎ノ門金刀比羅宮 御祭神:大物主命・崇徳天皇
東京メトロ「虎ノ門ヒルズ駅」周辺の神社1社目。徒歩3分とありますが、また、「Googleマップ」に振り回されて、大回りしてしまいました。高層ビルが並ぶオフィス街に鎮座しています。その高層ビル「琴平タワー」を潜り抜けると拝殿前に出ます。
鳥居の彫刻に、青龍・白虎・朱雀・玄武が彫られており、方角を守って下さっているそうです。通常の鳥居を潜るよりも、効果がありそうな気がしませんか?
境内社の「結神社」があり、赤い紐を結ぶと「良縁」に結ばれるようです。良縁祈願を希望される方は、訪れているのも良いかも…知れません。個人的に、神社全体に非常に御神気を感じる、俗に言われる、パワースポットと感じました。かなり、御祭神の気が強いと感じます。
珍しい光景に出くわせました。恐らく、台風に備え、外したのでありましょう「御神幕」の取り付けです。貴重なことですので、最後まで、拝見させて頂きましたが、こうした場面に遭遇でき、大物主神・崇徳天皇に感謝です。
②愛宕神社 御祭神:火産霊命・罔象女命・大山祇命・日本武尊
神社に到着しますと、❝待ってました!❞の「出世の石段」がお出迎えしてくれました。右横には、「女坂」と言われる比較的に緩やかな階段がありますが、「通行止」のゲージが立てられ…。私は、「出世の石段」を昇り降りしたかったので、問題ありませんが、ご高齢の参拝客には可哀そうな気がしました。
三代将軍の徳川家光公の御前にて、曲垣平九郎盛澄が、この階段を馬で昇り、国家安寧を祈願し、梅を手折りし、降りたってから、将軍に梅を献上したなんて、「あっぱれ!」と言う外はありません。デジタルが普及していない昔でも、一夜にして、名を馳せ、出世したなる伝説も頷けます。
出世の石段を上がると境内ですが、残念なことに、あちらこちらが工事中でした。辛うじて、拝殿と授与所が普通でしたが、手水舎・境内社・弁天池等々、楽しめませんでした…(泣)。御祭神の大神達からの「また、お出でなさい!」とのメッセージとポジティブに捉え、工事終了後に、再参拝したいと思います。
余談ですが、愛宕神社が鎮座する愛宕山は、東京23区に現存する山の中で一番高い山だそうです。東京23区内で一番高い山に登山したと言う自身の記録更新です(笑)。
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