ビタミンCの効果とは?

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ビタミンCはいろんな場所で宣伝されていたり、果物など身近に摂れるものです。摂れるのはいいけど、実際の効果ってなんだろう、を今日はご紹介します。
医薬品登録販売者や管理栄養士では、試験にも出てくるのでこれを機に見直してみましょう。


・ビタミンCは抗酸化作用やターンオーバー促進、さらにはコラーゲンを合成するのに必要

前回の老化防止(アンチエイジング)の記事でも書きましたように、ビタミンCには抗酸化作用、ターンオーバー促進の効果があります。
抗酸化作用は、活性酸素で傷ついた細胞(老化の要因)を消去する働きがあります。ターンオーバー促進も、同じ原理です。

そしてもう一つ、コラーゲンの合成にもビタミンCが関わっています。
コラーゲンはタンパク質ですので、皮膚や骨の強化をします。

この作用を化粧品にもと様々な商品が並んでいるかと思います。
美容にはもってこいのビタミンですよね。


・鉄吸収促進

鉄(Fe)とビタミンCとを一緒に摂ると鉄の吸収率が上がるとされています。
正確に言うと、三価鉄を二価鉄に変えるお手伝いをするのがビタミンCです。
二価鉄に変換されて初めて全身に回り吸収されるのですが、サプリメントや医薬品は三価鉄が多いです。
ですので、ずっと飲んでいて貧血が回復するのが遅いと感じている方は一緒にビタミンCも摂ってみることをおすすめします。
葉酸も鉄の吸収率が上がるとされています)

しかし、最近は”ヘム鉄”というものもあり、それは既に二価鉄に変換されたものとなっていますので、ビタミンCを摂取してもさらに吸収率が上がるわけではありません。ご注意ください。


・ビタミンCが不足すると、毛細血管が弱ります

一日100mg、喫煙者は+35mg必要とされています
果物や野菜にも入っていますが、熱や水に弱く、野菜たちから溶けだしてきます。面倒な人は果物から摂ると良いでしょう。ただ果物は果糖が含まれていますので、太りやすいです。

ビタミンCが比較的残りやすい野菜は”じゃがいも”です。でんぷんがビタミンCが水に溶けるのを守ってくれます。
ですので、ほぼ本などに書かれているビタミンCの量と同じぐらい摂取することが出来ます。

サプリメントや飲み物でもビタミンCが摂れるものもありますので、時間がない方はそちらも参考にしてみてください。
一日必要な量以上になると、尿として排出されますので副作用などの心配はありません。

そして不足すると、毛細血管が弱ります。弱ると出血しやすくなっていきます。(壊血病)なんとなく最近ケガや歯茎から出血してるな、と思いましたらビタミンCを摂ってみましょう。



いかがでしたでしょうか。
今回もさらっとした内容でしたが、少しでもビタミンCについて学べたかなと思います。

では、本日もお疲れ様です。

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