風邪薬はこうして選びましょう!

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sola2313(名前変える予定)です。こんばんは。
今回は”風邪薬の選び方”についてさらっとになってしまいますが、ご説明致します。
実際に私がドラッグストアーで働いていて、お客様に話した内容を述べていきますので、ご興味がある方はご覧ください。

・そもそも風邪薬とは

 別名”総合感冒薬”という対症療法(病気の原因を取り除くのでなく、症状に対して行う治療法)です。総合とついていますので、鎮咳、解熱鎮痛、抗炎症作用、鼻炎、それをサポートする無水カフェインが一つの錠剤(又は散剤、顆粒)に入っています。

2023年1月現在、コロナウイルスの対処法として発症者はこの”総合感冒薬”や漢方を主に使用し、症状を和らげ自己免疫で治していきます。

ただ、この”総合感冒薬”にも注意が必要な方や服用してはいけない方もいます。風邪といったら風邪薬!ではございません。
・持病を抱えていらっしゃる方
 ・高齢者
 ・小児
 ・妊婦・授乳中の方
 ・医療機関で治療中の方

が一般的に注意しなければいけません。
こちらでも書いていきますが、製品によって特長が違いますので勤務している薬剤師・登録販売者へご相談ください。



・万人に使える風邪薬、どういう選択をすればいいの?

高齢者は血圧を下げるお薬や糖尿病のお薬を飲まれている方が多いので、基本的には主治医にご相談となります。
 持病がなくとも、高齢者は肝臓での解毒能力が衰えていたり、脳への効果が強くなってしまったりもするので、勤務している薬剤師・登録販売者にご相談ください。

小児は小児用の風邪薬やシロップをご利用頂けます。
5歳から大人まで飲める製品がありますが、1回1/2包でしたり、1錠といった少し余るような状況になるものが多いです。
管理しやすい方法を選んで、お子様もご両親も負担が少しでも少ないように選びましょう。
体調が変化しやすいので、以下の場合も医療機関を受診してください。
 ・途中で悪化した
 ・高熱や喘息 など


妊婦・授乳中の方は、成分が赤ちゃんに移行しないかどうかを確認する必要があります。既に主治医からお話があるかとは思いますが、買う前にもう一度ご相談ください。


そして上記に該当しない方、まず自分の症状を今一度確認ください。
熱があり、鼻づまりや鼻水が出る、咳が出る、のども痛い→風邪薬
熱はなし、鼻づまりや鼻水が出る、咳が出る、のどは痛くない→鼻のお薬、咳止め 
となります。

風邪薬はどれか一つでも該当しないものがある場合は、おすすめできません。副作用が出る可能性が高まるからです。

そして、どれが一番辛いのかを確認ください。
咳が一番辛い→咳止めを飲み薬、鼻は点鼻薬(製品によっては成分が重複するため使用不可)
鼻が一番辛い→急性鼻炎を飲み薬、喉はトローチやチュアブル(製品によっては成分が重複するため使用不可)
熱が一番辛い→解熱鎮痛薬、喉はトローチやチュアブル(製品によっては成分が重複するため使用不可)

など分割してそれぞれに合った対症療法をご案内しておりました。
先ほども述べましたが、あくまで対症療法です。
根本的な治療ではありません。こういう症状に対して和らげることしかできません。


”根本的な治療は医療機関でしか出来ません”。
何回も書いてますが、治療が必要な場合は医療機関を受診しましょう。





・自分の免疫力で治すので、栄養・休養が必要

 風邪薬は複数あり、選択も難しいですが最終的には自分の免疫力で完治へと向かっていきます。治らない場合は直ちに医療機関を受診してください。

そして栄養・休養が必須です。
熱があり寒気がある場合は水分とエネルギーを摂る
鼻水や鼻づまりは体を温める
喉の痛み、咳は刺激物を避け、喉に通りやすいもの
腹痛や胃の調子が悪い場合は消化の良いもの
が良いでしょう。

症状が出ている時や寝ている間は細胞たちがウイルスと戦ってくれている証拠です。無理に起きず、自分の免疫頑張れと応援しながら寝れるだけ寝ましょう。

いかがでしたでしょうか。何万といる医薬品登録販売者のうちの一人の考え方でした。ここまで細かくやらない方や、むしろもっともっと細かくご案内されている方も多いかと思います。
あくまで一意見として書かせて頂きました。
さらっとですので、書ききれなかった部分はオンラインやチャットでアドバイス出来ればと思います。

それでは、今日はこれで失礼します。
本日もお疲れ様でした。



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