相手の為=自分の為。Win-Winの極意。

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マネー・副業

昨日「ゼロ円マイホームと銀行(1)」という記事で、土地を購入して賃貸併用住宅を新築する場合の銀行の探し方についてお知らせしました。

今日は、その中でも姿勢の部分について書いておきたいと思います。


銀行さんは、自分のところで住宅ローンを組んでくれる、という安心感があると、頑張って低い金利条件を提示する必要性がありません。

ですから、「他の銀行さんでも仮審査を実施中だよ」とそれとなく伝えることが大事です。

「現在、複数の銀行さんに今住宅ローンの融資額・金利・期間について仮審査をしている段階です」と伝えるだけで、銀行さんに他行の存在を示し、すこしでも有利な条件を提示しないと住宅ローンを借りてもらえないと思ってもらうのが狙いです。

ただし、利害関係者すべてWin-Winになるように調整が必要です。

例えば、ゲームでも誰かひとりだけが大きく勝つと面白くなくなりますよね。

あなただけが大きく勝とうとするとそれだけ銀行さんからしたら魅力的ではなくなり交渉は決裂しやすくなります。

できるだけよい条件を引き出すことが目的ではなく、銀行さんにも儲けてもらい、気持ちよく貸してもらえるようにする、というのも大事です。

これは銀行さんに限った話でありません。

あなたが、すべての関係者を自分のゼロ円新築マイホームのパートナーとしてみた場合、パートナーがこけると、結局あなたにも影響が出てくるものです。

銀行さんは大きな組織なのでそんなことはほぼありませんが、適切な関係性を築く、という意味においてこのような心づもりが大事です。

ゼロ円マイホーム(賃貸併用住宅)の場合のパートナーとは、具体的にはハウスメーカー(建築会社)、管理会社、保険会社、入居者さんなどですね。

これは一歩進んで、本格的に不動産投資をやる場合にもとても大事な考え方になってきます。

不動産投資の場合、銀行さんは住宅ローンと違ってより大きなリスクを抱えることになりますのでリスクに見合う適度な金利が必要になってきます。

不動産投資は、ゼロ円マイホームの先に広がってくる世界ですが、その時に利己的すぎると融資が下りない、物件が紹介してもらえない、結果として全然不動産が購入できない、、、、、という状況に陥ります。

適切な緊張感と、適切な利益配分。バランス感覚が大事ということですね。

コミュニケーションにおいても、自分だけの主張を通すと攻撃的・高圧的。

自分が折れるばっかりでは消極的・自己犠牲。

相手を立てつつ、自分の主張も通す、アサーティブコミュニケーション、というのが求められるみたいです。


これを意識するだけで、円滑に回り始めます。

ただ、これも結局はお互いが長期的に良い関係を保つことが「お互いの為」になっているという認識をもつことが大事です。

そもそも、お互い利己的な存在なんですけど、それぞれの利益を追求したときに「Win-Win」の関係が自分にとっても最適だ、と信じれることが秘訣です。

最初は難しいと思いますが、これは世の中の真理だと思いますので、家庭生活でも、仕事でも意識してみて使ってくださいね。
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