自分よりすごい人を目の当たりにするとしんどい件

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梨仙です。

自分より「すごい」とか「キラキラしてる」人を見ると、落ち込んでしまう…
そんなとき、ありません?

一年半くらい前に、乗馬をはじめました。
ものすごくハマって、昨年は週末や祝日になると通いまくった。

でも、唯一動物とともに行うスポーツは、本当に難しくて
「先生」と呼ばれている人たちも、いい成績を残している人たちも
いつもどこかしら改善点があったりして
ポンコツな私の一向に上達しない騎乗技術に
「なぜ乗馬に興味を持ってしまったのか」
と始まりさえも後悔してしまう日があります。沼すぎて。

あまり周りで乗馬をしている人がいなくて
経験者の方のブログを見たりして、造詣を深めているのですが
なんかこう、一生懸命にその目標に取り組んで、その経過途中でも
「すごいなー、それに比べて私は」と思ってしまいがち。

そんな気持ちを自己分析。

あなたにはあなたの良さがある(うるせー)

まずは慰めてみる。

これよく言われますね。
でも人と比べて卑屈になっている時って
「うるせー」としか思えないんですよね。

あの人になくて、自分にはあるものは当然あるでしょう。
でもそういうことじゃないんだなー。

なぜなら「できない自分」しか見えてないし
そこを改善したいと思ってるから。

だから、「ほかにいいとこあるよ!」と言われても
「いや、今その話してませんけど」ってなる。

あんなふうになりたいと思っている(別になりたいわけではない)

そのブログ発信している経験者の方は
乗馬の中でも、私とはまた異なるジャンルにチャレンジされていて
それを「私もやりたい」と思っているわけではないし
「あの人みたいになりたい」わけでもない。

でも、果敢にチャレンジされていて、
より良くするために、馬関係とはまた異なる
別の方向からもアプローチされているんですね。

その記事を読んだときかな、そっ閉じしたの。
迷いなく挑戦されているのが、まぶしかったのかな。

今の自分vs○○の自分

迷いなく挑戦されていることがまぶしかったとしたら、どうしてでしょう。
1)今の自分は頑張っていないから。
2)本当はもっとやれるはずなのに、と思っているから。
3)上達は沼すぎるのに、あの人は着実に進んでいるから。
以上思いつくもの、順番にみていきますよ。

1)今の自分は頑張っていないから。
ちょっと考えればわかることなんですけど、
実際そんなことないんですううう。

今年はアレですけど、昨年めっちゃ頑張りましたよ?
経験者の方に頻度を言うと、引かれるくらい。

んで、今はまた別の角度からやれることをやっている。
ほらー、今もちゃんと頑張ってる!

2)本当はもっとやれるはずなのに、と思っているから。
はて?本当はもっとやれるはずなのに、とは?
メキメキ上達しちゃってるのが本来の自分?
仕事も趣味も家のことも完璧に頑張っててキラキラしてるのが本来の自分?

たしかにそういう自分だったら、素敵だよね。
でも、そんなわけなくない?誰だよそれ。

そんな想像の完璧な自分とかけ離れた今の自分。
まるでペキ自分から、かなりの勢いでダメ出しされているよう。

他人と比べているようにみえて
「理想の自分」と比べているのかもしれない。

3)上達は沼すぎるのに、あの人は着実に進んでいるから。
はい、ここで一年前を脳内プレイバック。

乗馬では、自分が騎乗している様子を動画に取って
客観的に見る、という方法がヨシとされています。

が、私は完璧主義すぎるが故に、絶対に自分の騎乗姿は見たくありません。
(善意で周りの人が撮ってくれたのを
「うわー」と思いながらチラ見して
そこそこだったらものすごくホッとする)

乗馬は1000鞍(※騎乗回数。単位が「鞍」)乗ってからが本番
みたいなところがあって、
週末2、3鞍乗ったとしても約10年かかるんですよね。
(今ですか?200鞍くらいです)

途方もなさすぎるし、一年半くらいで何言ってんだと。
それでも一年前に比べたら、出来ることが増えて確実に成長してる。

ライバルは過去の自分
誰の言葉かわからないけど、いいこと言うなー。

結局できることからやっていくしかない

完璧主義も、理想の自分も、ときには自分を鼓舞するものであったり
とても大切なものに気付かせてくれる存在。

理想の自分とケンカせず、仲良くしながら
小さなことからコツコツとやっていくことが
結局理想の自分への近道なのかもしれない。

なんでも他人と比べて、勝手に敗北感を味わうのはやめやめ。

(よしちょっと元気でた)

タモリさんの番組で大病を克服して大任を成し遂げた方を取りあげていて、その時タモさんが「俺、こんなすごい人見ると、自分がちっぽけに思えちゃうんだよね」っておっしゃっいて「タモさんでさえ!?」と思ったのを、ふと思い出しました。

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