魔法の言葉 ~ごめんなさいよりありがとう~

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コラム
ある日私の上司が部下との
面談の中でこう言っていた
「相手は年下なんだから
ため口でいいんじゃない」

部下はその頃私のグループに配属されたばかり

その部下より1つ後輩のメンバーがいるが
先に後輩がこのグループに所属している為
接し方のアドバイスを受けていた

ため口とは正確な定義がないらしいが
年上や目上の人に対等な話し方をすること
としてよく使われる

だからそもそも年下の後輩に
対してため口とは言わないのではないか

個人的には「フランクに」ぐらいの
あいまいな具合の助言が良かった

どちらにせよ
ただ「ため口でいいよ」のアドバイスは危険である

親しき仲(上下関係)にも礼儀あり

仲が良いとか関係性に捉われず相手に対する
思いやりをもってほしいのだ

例えば部下に何か頼むとき
「これやっといて」とだけでは言わない
必ず「お願いします」や
やってもらったら「ありがとう」を伝える

このちょっとしたことの
意味や大切さを加えてほしいのだ

自分が後輩だったらそういう
先輩がいいと思うはず
でも自分が先輩だとできない人が多い気がする

それを部下が誰にでもやってもらえるように
伝えていきたい 背中を見せていきたい
その時そう感じたのを思い出す




「魔法の言葉」というのがあるが
その代表格が「ありがとう」だと思う

なんでもかんでも「すみません」を
連呼する人がいる

低姿勢で謙虚な表れかもしれないが
あまりに多いと「もうええわ」と
言いたくなることはないだろうか

「ごめんなさい」より「ありがとう」
が言える人間になりたい

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