多子世帯 大学無償化へ

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マネー・副業
朝日新聞から少子化対策に関する記事を引用します。

「異次元の少子化対策」をめぐり、政府は3人以上の子供がいる多子世帯について、2025年度から子供の大学授業料などを無償化する方針を固めた。所得制限は設けない。教育費の負担軽減で、子どもをもうけやすくする。「こども未来戦略」に盛り込み、月内に閣議決定する。

対象はこどもが3人以上の世帯。大学生のほか短期大学や高等専門学校なども含める方針。入学金なども含む方向で調整している。子どもとしての数え方も今後詰める。

今回は他紙世帯は原則、所得制限なく無償化すると踏み込んだ。

政府は6月に、児童手当の拡充などを盛り込んだ少子化対策の「戦略方針」を決定。当初は事業規模を約3兆円で検討していたが、戦略方針の素案公表の直前の5月31日、5千億円ほどが上乗せされた。この際、岸田文雄首相は「高騰教育の支援拡充」などを「私の指示で実施することにした」と表明。これまでその内容は明らかにされていなかった。

政府は近く3.5兆円規模の財源確保策も示す方針だが、社会保障の歳出削減なども必要になる。(引用終わり)
「異次元の少子化対策」と銘打たれた政策が検討されていますが、その中でも大きな方針が示されました。

3人目以上の多子世帯の大学無償化です。

教育費の中でも最も費用がかかるのが大学です。

この時の授業料、入学金が無償化されるということです。

ですから、この施策の効果は大きいです。

ヤルシカはライフプラン作成をしていますが、依頼者の中には3人目の子供をもうけたいが、教育費が捻出できるか不安…という人が意外と多いのです。

ヤルシカ家の子供は二人ですが、二人でも同時に大学に居ると教育費負担がかなり大きく、さすがにその時期は収入だけでは賄えません…

それが3人目ともなると、とてもとても家計が持ちません。

ですが、この施策が適用されれば、少なくとも入学金、授業料を気にすることは不要です。

もちろん、自宅外通学の場合の家賃や生活費までは無償化するわけではないので、それなりに学費はかかります。

それでも、授業料の占める割合は大きいので、これが無くなるだけでも、負担はかなり減少します。

こうなれば、じゃあ3人目も考えてみようか、というふうになると思います。

できればもっと早くこういう施策を打ってもらえていれば、ヤルシカ自身も3人目の子供を考えたかもしれません。

ただ、最後の一文が気になります。

無償化するには当然財源が必要になりますが、それをどこから捻出するか?という点です。

施策としては良いので、あとはその点がどうなるか?行く末を注視したいと思います。

ライフプラン作成は本サービスをぜひご活用ください。









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