自動で投資 ロボアド広がる

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「自動で投資 ロボアド広がる」朝日新聞の記事から引用します。

お金の投資先や運用を自動で任せる「ロボアドバイザー(ロボアド)」を使った投資が急増している。新型コロナ下で投資への関心が高まる中、分散投資でリスクも抑えられ、手軽に始められるとして注目されている。2024年のNISAの拡充を前に業界はサービスを拡大させているが、手数料など注意すべき点もある。(中略)

ロボアドは、コンピューターに具体的な投資先を任せる仕組み。最初にどの程度のリスクなら許容できるかなどの質問に答え、それを元にコンピューターが投資信託や株や債券などを自動で購入していく方法が一般的だ。

許容できるリスクが大きければ大きいほど、価格変動の大きな資産を多く購入する運用になる。相場の状況に応じ、資産構成の見直しも自動でされる。相場が悪化して試算が目減りするタイミングでは、投資した人の不安にこたえるような情報を配信することもある。

スマホで始められ、金融商品を一つ一つ選ぶ必要がない手軽さや、金融機関の営業社員から特定の商品を勧誘されることがないことなどが受け、ロボアド試乗は近年、急速に広がっている。:日本投資顧問業協会の統計によると、ロボアドを扱う主要t者の預かり資産残高は17年末の約1千億円から22年9月末、1兆円になった。(中略)

ただ、利用の際には注意すべき点もある。

ロボアドは手数料が年0.5~1%程度かかる。市場平均の値動きを目指す「インデックス型」の投信では、運用い手数料にあたる信託報酬が年0.1%以下の商品もあり、コストの差は大きい。

ファイナンシャルプランナーの西崎努氏は「資産形成を始める人にとっては、ロボアドは簡単に分散投資ができるメリットがある。だが、それだけだと投資経験が身につかず、資産が増減する理屈も理解できない」と指摘。「ロボアドをやるならインデックス型の投信なども買って投資の経験を積んでいくことが、長い目で見て大切になる」と話す。(引用終わり)

数年前から販売が始まったロボアド。最初はどうだろう?と思っていたのですが、かなり資産残高を増やしているようです。株式投資の知識が少ない人、勉強するのが面倒な人にとってもは入りやすい入口なのでしょう。

確かに、信託報酬もべらぼうに高いファンドはなさそうです。ウェルスナビは1%、楽天の楽ラップで0.715%、SBIラップで0.66%…と概ね0.66~1%程度に収まっているそうです。

下手なアクティブファンドよりも手数料が安いこともメリットの一つでしょう。

ですが、結局インデックス投信の組み合わせで投資している以上、一時的な損失は避けられません。そのときにそのことを理解できるか?途中で止めてしまわないか?という点についてはちょっと疑問を抱かざるを得ません。

やはり自分が何に投資しているのか?なぜこの方法を使って投資するのか?をキチンと理解していないと長期的な継続につながらないのではないかと思います。

その意味ではロボアドで終わり…ではなく入口で、そこから少しづつ勉強と経験をして自分の意志で投信を選択し、購入していく、これができれば長期投資の継続ができるようになるのかなと思います。

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