椿姫

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コラム
2023年 3月20日 月曜日

NHK大河ドラマ
『どうする家康』
毎週 楽しく拝見しています。

今回も またまた やってくれましたね。
とっても 私の心に沁みました。

引間城(曳馬城)城主となった
今回の主役 田鶴(たづ)
当時としては珍しい「女城主」

ここは
「女が城主で 何が悪い?」と
言うところでは ありません。
性差別とは切り離して
物語 それも戦国時代の
おとぎ話のように 聞き流して下さい。

まずは冒頭から
「髪は女子の命」と言われていた時代に
その髪を切るシーンから始まりました。

男社会の中で
「私は女である事を捨てる!」と言う
覚悟を見せる為にです。

その姿を見せられた家臣らの
驚きの「どよめき」が
その覚悟を表しています。

幼馴染で家康の妻「瀬名」からの
家康側へ付く(寝返る)よう
数通の文を読みつつも 燃やし捨て
お世話になった「今川」への忠義を
貫き通した
なんとも哀れで哀しい終焉。

嘆き悲しんだ瀬名が
椿の木を100本?
「椿姫」と呼ばれ 愛された「田鶴」の為に
植えたというエピソードが紹介され
私は心を打たれました。


世間一般の意見として
今作「どうする家康」
視聴率も
評判も 低調だと聞きます。

でも私は
とても心穏やかになる
素敵な作品だと思っています。

エピソード数を考えると
「放送本数が足りなくなる?」
なんて意見も多いそうですが、
そこは脚本家の方が
ちゃんと納めて下さいます。
私達が心配する事では ありません。

歴史としての解釈ですか?
何処に不満が溢れているのでしょうか?
私には わかりません。
ふがいないリーダーが
歴史に名を刻む天下人になって行く
その足跡を辿る物語です。
その「ふがいなさ」が
受け入れられないのかな?


私は
二年前だったかな?
「どうする家康」の家康が
家臣に助けられながら
天下を統一して行く様を
大河ドラマとして製作する。
と発表された時から
楽しみに していました。

だから、
不評の感覚が理解 出来ません。
あんなに楽しいし 面白いのに。

「大河は こうあるべき。」とか
「家康像は こうなんだ。」とか
固定概念から離れられない事が
不評の原因なのでは? と思います。

多面性と言いますか
多様性と言いますか
物事を多角性に見る柔軟さを
何処かに置き忘れているのかも?


家康は今後
信長死去の際
必死のパッチでの
伊賀越えと言う「史実」が待っています。

服部半蔵が活躍するのでしょうが
その時に「家康・脱糞」の秘話もあり、
それを どのように表現するのか?
私は楽しみでしか ありません。

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