私にあるらしい「ヒーリング能力」

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前回の記事でチラッと触れたのですが
私の実家にはいろいろと問題があるんです(笑)←実際は笑えない。

そのうちの一つが母の難病です。

難病って病名がついてからはもちろん覚悟が必要だし本人も家族も大変なんですが、個人的には、病名がつくまでの間の方がずーーーーっと大変でした。
父親は特に、病名がつかないまま医療費がどんどん嵩んでいったので、そのやりくりにも悩まされていました。

そんな母の難病に病名がつくまでの間で、私が出会った人のことをお話しします。

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※画像はイメージです

今は病名がはっきりとわかって、定期的に検査を受けつつ自宅で療養していますが、私が16歳の時に体の不調を訴え、そこから8年間、原因もわからないどころか、母はどんな検査を受けても「異常なし」どころか「現代人にはありえないぐらいの超健康体」だったんです。

全身の痛みに襲われたり、突然貧血になって動けなくなってしまったり、いきなり吐いたり、それはもう言い方を選ばなければ「症状ガチャ」のような毎日(下手したら毎時)でした。

本人は否定していましたが、「多忙で苦労も多かったんじゃないか」と心の病気も疑い、精神科にも行きましたが「こんなに体に不調がでているのだったら、もっとこんなふうになるはず」ということが多々あり、「どの症状も当てはまらない」ということで、お医者さんも診断を下すことができませんでした。

だとしたら、もう医学で解明できない分野じゃないか!ということで
「張り切った親戚」がいろいろなスピリチュアラー(?)を次々と連れてきました。
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エクソシスト的な人
エネルギーを動かす人(ほとんどそうやろ)
催眠療法や前世療法ができる人

気になることは費用面ですが、その親戚が余裕のある方で、料金は親戚がほとんど払ってくださっていたようです。

「エネルギーを動かす人」はいろんな方面の方がきました。
神道系(陰陽道?)の方、インドのヨガを学んだ方、ヨーロッパの山奥にいらした方…

なにぶん20年ほど前で、私はほとんど覚えておりません!(もったいない!)

高校に入ったばかりで、いつも先生がいらっしゃる時は
「学校から帰ってきたらお客さんがいる」みたいなパターンでした。
それに、施術が終わってない場合は邪魔になるので、呼ばれない限りは自室へ直行していました
今思い出すと本当に失礼極まりないのですが、私は先生方にご挨拶も御礼もしないことがほとんどでした(本当にごめんなさい)ので、何が行われていたか全くわからないし、場合によっては母自身も何されたか全く覚えてない。

ただ、何人かの方が「娘さんを呼んでください」と言って、
改まった様子で「あなたは特別な力を持っているから、大人になったら修行しなさい」といったことをおっしゃって帰っていきました。

今考えると、なんてもったいないことをしたんだろうと思うんですが(笑)
16歳という多感なお年頃()で、その時は「絶対未発見の病気だって!そんなことやっても無駄だから!」とか言って全く先生の言うことは信じていませんでした。
ちゃんとあの時お名前を控えていれば、今すぐ訪ねに行けたのに!!!
私のバカ!!!

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しかし母も実際途中から、
「正直みんな違うことを言うし、盛り塩とお札とアロマがどんどん増えていく。なのに全然痛いの治らない…」
と、疲弊していました。

ただ、母が唯一「この人のは効いた!」と言ってリピートした気功の先生がいらしたのですが、その先生は私を見るなり「あなただったら私の代わりになるから、お母さんが辛くなったら体をさすってあげてね」といって、当時母の全身を襲っていた原因不明の痛みを和らげる方法を教えてくださいました。

「気功療法」とおっしゃっていましたが非常に論理的で、西洋医学を悪く言うようなことも全くありませんでした。
先生は20年前にはすでに、現在の美容や健康界隈では常識となっている『水2L』『老廃物を流して体の中をきれいに保つこと』を頻繁におっしゃっていました。
(当時は「老廃物を流す」などの体の内側のことはあまり注目されておらず、「美容」というのは「メイク」のことばかりだった印象です。)
16歳から水2Lを飲んでるおかげで、私はお世辞で「え〜!36!?ほんとに!?27歳かと思った!」ってよく言われます。なぜか絶対みんな27歳って言います。
でもお世辞でマイナス9ってことはお世辞抜きでマイナス5ですよね(って信じさせてあげてくださいお願いいたします)

先生は当時の私のこじらせっぷりを知っていたのかもしれませんが、先生がいつも私に話してくださるのは「地軸の傾きが体にどう影響するか」とか「体内の水を流さないでいるとどうなるか」「体が冷えるとどうなるか」といった、どちらかというと科学的なことが多かったと思います。
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ある日、「私がアルバイトで忙しくなるから弟に代わりにやってもらおう」と母が言い出して、弟に先生が言っていたことを教えました。
「気功っていうかリンパケアみたいなものだろう」と思って、同じようにやれば弟もできるだろう、という素人判断…
先生の『あなただったら私の代わりになる』は、「そういうエネルギー的なもの」も含まれていたようで弟がやっても全くうまくいかなかったとのこと……

アルバイトから帰ったら、お母さんは痛みに苦しみ悶えてるし、弟は「お姉ちゃんに嘘を教えられた!」とむくれて部屋から出てこないし(笑)←笑っちゃダメなんですけどうちでは笑い話です。

先生にお話ししたら「これはね、説明ができないものなんだけど、娘さんの手は特別だから教えたの。どんなに帰りが遅くなっても、あなたがやりなさい」とちょっと怒られました。。。
「私の手はどこが特別なんですか?」と聞いたら
「持ったらビリビリしたんだ。静電気なんかじゃないよ。炭酸に手を突っ込んでるみたいな感じになる」
と、先生にしてはわかりづらいことをおっしゃいました。

その後私は進学して就職して、先生に会うことは全くなくなってしまったのですが、先日思い出して、母に「あの先生どうしたの?」と聞いたら
「先生はね、あなたが忙しくなった頃から他のお客さんの影響なのか、変なネットワークビジネスの話ばかりになって、なんだか雰囲気が変わっちゃって、関わるのをやめたの。もうここ10年ぐらい全く連絡していないよ。」
と言っていました…
自分だって連絡していなかった訳ですが、さすがにこのオチはちょっと悲しくなりました。

母はお金の話がとても苦手なので、仕方ないかな…と思います。
(母が仕事を休み始めた時に「絶対に法に触れている株の話」や「実体のよく見えない投資の話」など、お金の話を持ってくる人がいたのが原因で、母は今NISAとか外貨とか、なんかいろいろうまいことやって気づいたら家電買い替えたりしてますので、「お金のブロック」みたいなことはないです。)

ちなみに私は、「触れないとできないタイプ」ですし、母以外にこの力を使おうと思ったことはありません。
「大いなる力には大いなる責任が伴う」という言葉がありますので…







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