阿頼耶識について

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阿頼耶識について
皆さまこんにちは。新年のスタートはいかがだったでしょうか。
私は、友人達との食事会やサイクリングなどで楽しい時間を過ごす事ができました。
さて、本日は「阿頼耶識(あらやしき)」について書こうと思います。詳しい方はご存じと思いますが、阿頼耶識は大乗仏教から来ている概念です。
心理学やヒプノセラピーで、よく取り上げられる言葉です。
Wikipediaによると
” ある人の阿頼耶識は、蔵している種子から対象世界の諸現象<現行(げんぎょう)法>を生じる。またそうして生じた諸現象は、またその人の阿頼耶識に印象<熏習(くんじゅう)>を与えて種子を形成し、刹那に生滅しつつ持続(相続)する。”
とあります・・・・少しややこしいので簡単に書き直します。
「私たちがもつ阿頼耶識という深いところの情報空間に生じた一つの種子(しゅうじ)が芽ぶいて、現実世界に影響を及ぼす。さらにまた現実に生じた事象が阿頼耶識に種子を落とし、それが芽吹いて因果を形成する」
という事です。なんだか、興味深い内容ですね。
さて、私たちの持つ5感覚は、以下のように「識」へ変換されます。
大乗仏教による「識」は、通常8つの段階から形成されています。
<5感覚・識>
視覚(眼識)
聴覚(耳識)
味覚(舌識)
嗅覚(鼻識)
触覚(身識)
これにプラスして、6番目に「意識」があります。
これはもう、体感として多くの方がご経験あると思います。
「唯識論」で言われる意識というのは、
心のことだとも、顕在意識とも言えると思います。
そして、
7番目の識である末那識と
8番目の識である阿頼耶識の2つがあります
「末那識」についてWikipediaでは
”末那識(まなしき、梵: manas)とは、阿頼耶識を所縁(=対象)とする識である。また、眼、耳、鼻、舌、身、意という六つの識の背後で働く自我意識のこと。”
とあります。
噛み砕くと
「末那識は、さきほどの6つの識の裏側で働く自分、という意識のこと」
この8つの識については、以下の画像が最もわかりやすく
まとめられています。
唯識.png

ヒプノセラピーなどでは、阿頼耶識=潜在意識、という言葉で表しています。顕在意識に対する者として扱います。
今より一層よい現実を創りたい、と思う方はぜひヒプノセラピーを試してみてはいかがでしょうか。


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