「詩心」を育てる 

記事
学び
              作詩 北村敦

私たちは どんなときに 喜びを感じるか? 

自分自身の内部に 秘められたものが  
外部に飛び出し 溢れ出したときだ 

私たちは どんなときに 幸せを感じるか?  

自分の表現したものが 人に喜ばれ 
認められたときだ 

私たちは なぜ 言葉で表現するのか? 

相手に自分のことを
分かってもらいたいからだ 

私たちは なぜ  
言葉で表現しなければならないのか? 

言葉が 自分の思いを伝える 
最も有効な手段であるからだ 


私が なぜ 
子どもたちに 詩を作らせるのか? 

それは子どもたちの
「表現力」と「想像力」が  
磨かれると思うからだ 

私が なぜ 
子どもたちに詩を作らせ 
鑑賞させるのか? 

それは子どもたちの
「繊細な精神」や「感性」が  
養われると思うからだ 


私は 「詩心」を持つ人を育てたい 

私は 人の気持ちを自分事のように 
想像することができる人を育てたいのだ 

私が言う「詩心を持つ人」とは 
どんな人か? 

毎日の生活の何気ない
平凡な事象や出来事の中から  
進んで喜びを見いだそうとする人なのだ 

私が言う「詩心を持つ人」とは 
どんな人か? 

幾何学的精神にとっては  
ただの冷たい機械的な
事物事象にも 
生気と命を
吹き込んでいける人のことなのだ 

私は 子どもたちに 
自分の気持ちを  
自分の言葉で 
いきいきと表現させたいのだ 

心の表層だけで 
悲哀や楽しみを感じて 
満足するだけの感性でなく 

心の底から思いが 
溢れ出すような  
そんな 「詩心」を持った人間を
育てたいのだ!
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