「カルチャースクール講師」として

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こんにちは。

久しぶりのブログになります。

これまでの間、本の販売・宣伝活動とともに、カルチャースクールの講師としての活動が加わりました。
このように、活動の幅が広がったことにより、いろいろな「発見」があったことは、大きな収穫でした。

「教える」立場でわかること

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実際に「教える」立場に立つと、受講する方の悩みや勉強の阻害要因が直接わかるので、より的確なアドバイスができることが実感できました。
同じ「資格の勉強の悩み」にしても、人によって違いますし、どうアドバイスすればよいかも変わってきます。

このことは、受講生の人数によって変わってきますが、当然のことながら少人数の方が、受講生各々の悩みを把握しやすくなります。まさに「人を見て法を説け」が、実践できるということです。
ただ、その人に合うアドバイスをすることは、それが可能なスキルを持っていてこそ可能です。そして、そのスキルは一朝一夕に身につくものでもありません。

そこで、私が心がけていることは、「その人の悩みに、より深く迫る」ということです。

人は、抱えている「悩み」を正確に表現することが難しいものです。そこには本人自身が持つ言語力、表現力のほか、羞恥心や弱さをさらすことの怖さ、もあるでしょう。その中で的確なアドバイスをしようと思うと、こちらから適切な質問を投げかけながら、悩みや勉強の問題点を、少しずつ言葉にして発してもらうことが肝要です。

「傾聴」スキルに通じること


このような、相手の悩みを少しずつ聞き出すことは、カウンセリングにおける「傾聴」に通じるものです。

「傾聴」というと、「とにかく聞くこと」と思われている人もいるでしょうが、その本質は「その人の本音を引き出す」ことにあります。そのためには、ただ「聞く」のではなく、適切な質問を重ねながら、本人の心から問題点を深く引き出すことが、問題点を把握し適切なアドバイスを送るために大切なポイントと考えます。

繰り返しになりますが、悩みは人それぞれ違うものです。できる限り受講者に寄り添い、適切なアドバイスを送ることができるよう、精進してまいります。
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